Hallelujah: Leonard Cohen, A Journey, A Song
レナード・コーエン(Leonard Cohen)の生涯を、世界的に有名な彼の賛歌「Hallelujah」のプリズムを通して見た新作ドキュメンタリー映画『Hallelujah: Leonard Cohen, A Journey, A Song』。トレーラー映像が公開されています。
この映画は、ニューヨークで開催される<トライベッカ・フェスティバル 2022>で6月12日に初公開されます。7月1日にはニューヨークとロサンゼルスの映画館で上映される予定です。
本作は、『The Holy or the Broken: Leonard Cohen, Jeff Buckley & the Unlikely Ascent of Hallelujah』(アラン・ライト著)という本から着想を得ています。
このドキュメンタリーは、「ソングライターとその時代」、「レコード会社の拒絶からヒットチャートのトップまでのドラマチックな道のり」、「“Hallelujah”が個人的な試金石となっているメジャー・アーティストたちの感動的な証言」という3つの創造的な要素を織り交ぜています。
レナード・コーエンが2014年の80歳の誕生日直前に制作を承認した本作は、コーエン・トラストが所蔵するコーエンの個人的なノート、日記、写真、パフォーマンス映像、極めて貴重な音声記録やインタビューなどの未公開アーカイブ資料を豊富に利用しています。
レナードの物語は、レコード会社の重役
クライヴ・デイヴィス(Clive Davis)やコラボレーターの
ジュディ・コリンズ(Judy Collins)など、彼を知り、愛した人々によって語られています。モントリオールの裕福な家庭で生まれた子ども時代から、数年にわたる禅僧院での修行、男として、アーティストとしての彼の人生を描かれています。
U2の
ボノ(Bono)、
ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)、
ボブ・ディラン(Bob Dylan)、
k.d.ラング(K.D. Lang)など多くのアーティストが参加し、あらゆる場所で歌われている「Hallelujah」の曲作り、録音、そして歌唱にスポットを当て、進化し続けるこの曲の歌詞にスポットを当てています。
エミー賞を受賞したダン・ゲラー監督とプロデューサーのデイナ・ゴールドファインのチームが、アーティストとそのプロセスを深く掘り下げ、めったに見られない個人的なインタビューやパフォーマンスのアーカイブ映像を織り交ぜながら、この作品を完成させています。「コーエンのファン、そして彼の愛すべき曲のファンは、両者の関係をより深く理解することができるだろう」と説明されています。