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カサブランカ・レコードの創設者ニール・ボガートを描いた伝記映画からキッスのライヴ映像公開

2022/05/20 11:42掲載
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Spinning Gold
Spinning Gold
キッス(KISS)、ドナ・サマー、シェール、ヴィレッジ・ピープル、パーラメントなどのヒットを生み出したカサブランカ・レコードの創設者で、音楽業界の重鎮のニール・ボガート(Neil Bogart)を描いた伝記映画『Spinning Gold』。ティーザー・クリップ映像公開。キッスのライヴと、それをボガードが舞台裏から見ているところを捉えたものです。

監督はニール・ボガートの息子であるティム・ボガード。ニール・ボガート役はジェレミー・ジョーダンが務めています。

20年以上前から企画されていた作品で、2011年にはティム・ボガードが脚本と監督を務め、ジャスティン・ティンバーレイクがニール・ボガート役に起用されると発表されていました。その後、何度か延期やキャスティングの変更があり、2019年にジョーダンがニール・ボガード役を演じることが決定し、ようやく日の目を見ることになりました。

この映画には、ジョージ・クリントン役のウィズ・カリファ、グラディス・ナイト役のレディシ、ロン・アイズリー役のジェイソン・デルーロ、ポール・スタンレー役のサム・ハリス、ジーン・シモンズ役のケイシー・ライクスが出演すると報じられています。

ティム・ボガートは、米Variety誌の取材に対し、「ブルックリンでニール・ボガッツとして生まれ、貧困から抜け出すために夢と計画を練ったニール・ボガートは僕の父でした。彼の物語を語るのに20年以上かかってしまいました」「いつも言われることですが、この映画の最初のオプションは1999年にあります。そこから、父がカサブランカ・レコードを世に送り出す際に直面したのと同じくらい困難な障害を経て、この映画を世に送り出すことができました」とコメントしています。

この映画は今週開催されるカンヌ映画祭マーケットでバイヤー候補に上映される予定です。