映画『ブルース・ブラザース』と『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』が、<〜5月病をぶっ飛ばせ〜>と題して、5月21日(土)〜27日(金)の1週間限定で、東京・目黒シネマで上映されます。5月21日(土)・22日(日)には『BELUSHI ベルーシ』のレイトショー上映も行われます。
■5.21sat〜 5.27fri
1週間上映 〜5月病をぶっ飛ばせ〜
●ブルース・ブラザース
The Blues Brothers
【物語】 イリノイ州、刑務所から出獄したジェイク(ジョン・ベルーシ)は孤児院で弟のように共に暮らしてきたエルウッド(ダン・エイクロイド)の迎えを受けた。共に帽子からサングラス、ネクタイ、スーツ全てを黒に統一した異様な服装だ。早速孤児院に行った2人は、母親代りともいえるシスターに会うが、彼女から資金難で税金が払えず、すぐにも5000ドルが必要だということを聞く。困った2人は、以前仲間と作っていたリズム・アンド・ブルース・バンドというグループを再結成し、コンサートでまっとうな金を稼ごうと考える。早速、以前の仲間たちを集める2人。ホテルのおかかえバンドになっているマーク(マーフィー・ダン)らを説得し、メンバーは元の通りそろう。しかし、その途中、パトカーとトラブルを起こし、2人は追われる身になっていた。さらに、若い謎の女(キャリー・フィッシャー)が現れて火焔放射器などで命を狙ってくる。ようやく郊外のパレス・ホールでコンサートが開かれることになり、当日ホールには溢れる程の聴衆がつめかけた……。黒い帽子にサングラス、黒いネクタイと黒いスーツのブルース兄弟のバンド結成と彼らを追うパトカー群、謎の女などの破天荒な行動を描くミュージカル・コメディ。製作総指揮はバーニー・ブリルスタイン、製作はロバート・K・ウェイス、監督は「アニマル・ハウス」のジョン・ランディス、脚本はダン・アイクロイドとランディス自身。撮影はスティーブン・M・カッツ、音楽監修はアイラ・ニューボーン、編集はジョージ・ファルジー・ジュニア、製作デザインはジョン・J・ロイド、衣装はデボラ・ナドゥールマンが各々担当。出演はジョン・べルーシ、ダン・エイクロイド、ジェームズ・ブラウン、キャブ・キャロウェイ、レイ・チャールズ、キャリー・フィッシャー、アレサ・フランクリン、ヘンリー・ギブソン、マーフィ・ダン、スティーブ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン、ウィリー・ホール、トム・マローン、アラン・ルビン、ルー・マリーニ、マット・マーフィ、ツィッギーなど。
【監督】ジョン・ランディス
【脚本】ダン・エイクロイド / ジョン・ランディス
【製作総指揮】バーリン・ブリスタイン
【撮影】スティーブン・M・カッツ
【出演】ジョン・ベルーシ / ダン・エイクロイド / ジェームズ・ブラウン / キャブ・キャロウェイ / レイ・チャールズ / キャリー・フィッシャー / アレサ・フランクリン / ヘンリー・ギブソン / マーフィ・ダン / スティーヴ・クロッパー / ドナルド・ダック・ダン / ウィリー・ホール / トム・マローン / アラン・ルビン / ルー・マリーニ / マット・マーフィ / ツイッギー 他
【 1980 / アメリカ / ミュージカル / コメディ / 字幕版 / Blu-ray上映 /
2時間13分 】
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●サマー・オブ・ソウル
(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
SUMMER OF SOUL (OR, WHEN THE REVOLUTION COULD NOT BE TELEVISED)
【物語】 ウッドストック・フェスティバルが行われた1969年、ニューヨーク市マンハッタンのハーレム地区で、6月29日から8月24日までの日曜に6回開催された“黒いウッドストック”とも呼ばれる音楽フェスティバルがあった。その名も“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。50年間封印されていたブラック・ミュージックの革命的祭典が「ザ・ルーツ」のドラマー/DJ、アミール・“クエストラブ”・トンプソンの手によって珠玉のドキュメンタリー映画として蘇った。若きスティーヴィー・ワンダーやB.B.キング、ゴスペルの女王マヘリア・ジャクソンとメイヴィス・ステイプルズ、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結。政治・文化・ファッション・生き方……すべてが変わった激動の時代、確かに音楽が人々の心を動かし、人々をひとつにする瞬間があった。それは人類の記憶……。1969年、ウッドストックの夏、NYで30万人を集めたもう一つの大規模フェスがあった。スティーヴィー・ワンダーやB.B.キングなどブラック・ミュージックのスターが集結した“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。その全貌が鮮やかに蘇るドキュメンタリー。監督は、4度のグラミー賞受賞者であり、ヒップホップ・バンド「ザ・ルーツ」のドラマー/DJとして世界的人気を誇るアミール・“クエストラブ”・トンプソン。1969年当時、黒人の歴史、カルチャー、ファッション、音楽の大々的発表の場となったこの<革命的祭典>の記録映像は、その後50年もの間、倉庫の片隅にあった。クエストラブはその映像を現代に解き放つため、ヴェトナム戦争、ジョン・ F. ケネデイ、マルコム X、ロバート・ケネデイ、キング牧師暗殺といった当時のニュース映像を差し込み、フェスティバルの映像を初めて目にする当時の参加者たちの証言を織り込みながら、パワフルなドキュメンタリー映画へ昇華させた。クエストラブは「なぜ黒人の物語や歴史はこんなにも簡単に抑え込まれ、 捨てられてしまうのか」と憤りを抱え、「自分が生きている間はこうした黒人文化の抹消が再び起きないようにしたい」という切実な思いを込めたという。「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)」が叫ばれ、アフリカン・アメリカンの歴史と文化に注目が集まる今こそ見るべき映画だ。サンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、ドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞をW受賞。第94回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞。
【監督】アミール・“クエストラヴ”・トンプソン
【製作総指揮】ジェン・アイザックソン / ジョン・カーメン / デイブ・シルルニック / ジョディ・アレン / ルース・ジョンストン 他
【共同製作総指揮】ジョナサン・シルバーバーグ / ニコール・スコット
【製作】ジョセフ・パテル / ロバート・ファイヴォレント / デイヴィット・ディナースタイン
【共同製作】コーラ・アトキンソン / イヌカ・バコテ=カピガ / グレゴリー・A・トムソン
【撮影】ショーン・ピーターズ
【出演】スティーヴィー・ワンダー / B.B.キング / グラディス・ナイト / デヴィッド・ラフィン / ハーヴィー・マン / マックス・ローチ / マへリア・ジャクソン / ザ・ステイプル・シンガーズ / ザ・エドウィン・ホーキンス・シンガーズ / スライ&ザ・ファミリー・ストーン / クリス・ロック 他
【 2021 / アメリカ / ドキュメンタリー / 字幕版 / デジタル / 1時間57分 】
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●5/21(土)・22(日) レイトショー上映!!
※1本立て・指定席・オンライン予約有
BELUSHI ベルーシ
BELUSHI
【物語】 アメリカ・イリノイ州で幼少期を過ごし、コメディアン、ミュージシャン、俳優として成功を収めながらも、人気絶頂の1982年、33歳の若さで薬物の過剰摂取により亡くなったジョン・ベルーシ。破天荒だが憎めないキャラクターで人気を博し、アメリカン・コメディ界に革命を起こした天才だ。嵐のように駆け抜けたその人生を、愛のある目線で辿っていく。アルバニア移民の家庭に生まれ、よそ者と見られることに対する処世術と成功への願望からか、幼少期に自然とユーモアを身につけたベルーシ。学生時代にはバンド活動や寸劇を行うグループの中心人物として、周囲の人々を楽しませる存在となる。その後、シカゴの即興コメディ劇団からキャリアをスタート。その成功を機に、ニューヨークに拠点を移す。舞台やラジオ、TV、映画と活躍の場を広げ、ライブアルバムを発売すれば大ヒットに。話題が話題を呼び、あらゆるジャンルで大成功を収める。しかし、あまりにも早くアメリカン・コメディの象徴的存在となったことで、彼には大きなプレッシャーがのしかかってくる……。「ブルース・ブラザース」などで活躍しながらも、33歳で亡くなった俳優ジョン・ベルーシの生涯を追ったドキュメンタリー。初公開となる本人の音声や妻ジュディスへのラブレター、関係者へのインタビューを交え、稀代のエンターテイナーの栄光と苦悩に迫る。証言者として、親友ダン・エイクロイド、弟ジェームズ・ベルーシ、映画監督ジョン・ランディスなどが出演。監督は「ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている」のR・J・カトラー。
【監督・脚本】R・J・カトラー
【製作総指揮】ビル・コーチュリー / ショーン・ダニエル / ヴィニー・マルホトラ / アンドリュー・ラーマン
【製作】ジョン・バトセック / R・J・カトラー / ダイアン・ベッカー / トレヴァー・スミス
【共同製作】ライアン・ギャラガー / カロリン・ジュリアンス
【ストーリープロデューサー】オースティン・ウィルキン
【アニメーション】ロバート・バレー
【音楽】ツリー・アダムス
【出演】ジョン・ベルーシ / ダン・エイクロイド / チェビー・チェイス / キャリー・フィッシャー / ジュディス・ベルーシ 他
【 2020 / アメリカ / ドキュメンタリー / 伝記 / 字幕版 / デジタル /
1時間48分 】
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詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html