メガデスのデイヴ・ムステイン　これまで何十年も伝えてきた80年代初頭の逸話は勘違いだったと語る

メガデス（Megadeth）のデイヴ・ムステイン（Dave Mustaine）は、これまで何十年も「メタリカの頃、アンスラックスのスコット・イアンが自宅に招いて身なりを整え食事を与えてくれた」と伝えていましたが、実は勘違いしていたという。実際にはアンスラックス（Anthrax）の他のメンバーでした。「ごめんよ」と出演したラジオ番組『Full Metal Jackie』の中で語っています。

ムステインは「最近、ロックンロール・ファンタジー・キャンプに参加されましたね。音楽を生業としていない人たちとのジャムセッションは、どのようにあなたを活気づけたのでしょうか？」と聞かれて、こう答えています。

「とてもクールだったよ。年齢も職業もバラバラな人たちが集まっていた。

アンスラックスの墓場での再会のようなこともあった。ある人と話していたら、突然その人が近づいてきて、“やあ、スピッツだよ”と言ってきたんだよ。初めて会った人だったんだけど、彼は（元アンスラックスのギタリスト）ダン・スピッツの弟だと言うんだ。彼は“一緒に何かやろうぜ”と言ってきたんだけど、俺は“どうだろうな”と思っていたんだ。

それから、みんなと質疑応答をしていたら、アンスラックスの最初のオリジナル・ギタリストが現れて......。

俺はこの話を長い間、間違えて話していたんだけど、ここではっきりさせたいたんだ...。

俺はいつもこう言っていた。

メタリカと一緒に（ニューヨーク市）クイーンズの（一角である）ジャマイカ（地区）に住んでいたんだけど、みんなしばらくシャワーを浴びずに過ごしていたんだ。いつも言っていたのは、スコットが俺を彼の家に連れて行って、きれいにして、ピザを食べて、リハーサル場所に戻ったことがある...ということだったんだ。

（元のファンタジー・キャンプの話に戻る）

ある人がやって来てこう言った。“あれはダニー（ダン）・リルカーがやったんだ”。俺は思った。“なんて馬鹿なんだろう。ずっと間違った話をしてきたんだ”と。それからダニーに手紙を書いてこう言ったんだ “ごめんよ。そんなつもりじゃなかったんだ”」