ジョン・スコフィールド(John Scofield)と言えば、著名なジャズ・ギタリストのひとりですが、実はもともとはロック・ギタリストになりたかったという。「両親を説得することができなかった」とインタビューの中で語っています。
マルチインストゥルメンタリスト/音楽プロデューサー/ユーチューバーのリック・ベアトの番組に出演したスコフィールドは、ジャズにのめり込んだきっかけを聞かれて、こう答えています。
「プロのミュージシャンになりたいと思っていたんだけど、ロック・ギタリストになれなかったんだ。両親を説得することができなかったんだよ(リックが爆笑)。でも、ジャズには文化的な重みがあったし、それ以上にギター音楽だったんだ。
ブルーグラスも、ブルースも、クラシック・ギターも本当に夢中になった。そしてもうひとつ、ジャズ・ギターというギター音楽もあった。14歳のとき、ギターの先生に教えてもらったんだ。主に、僕が好きだったロックやブルースと完全に関連していた。ビートルズやデイヴ・クラーク・ファイヴの曲のギターソロとかね。先輩のミュージシャンに会うと、“そうだよ、他にもそういう音楽があるんだよ、もっといいのがね。それはジャズで、よく演奏しているんだ”。それで、興味を持ったんです」