Alex Lifeson, courtesy of Epiphone
ラッシュ(Rush)の
アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)は、自身にとっての偉大なヒーロー、
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)と会った時のことを Guitar.comのインタビューの中で語っています。バンドメイトの
ゲディー・リー(Geddy Lee)が旅行中に
ロバート・プラント(Robert Plant)と知り合い、その後、プラントからペイジを紹介されたとのこと。
Q:ラッシュを神格化するファンがたくさんいます。スターに会って感激したことはありますか?
「何度もあったよ。特に印象に残っているのは1998年のことだ。ゲディー(リー)がモロッコに旅行したとき、同じホテルに泊まっていたロバート・プラントと会ったんだ。でも、最終日まで話すことはなく、ホールですれ違いざまに、ちょっと微笑んでうなずいたりするだけだったそうだよ。最終日、ゲディが奥さんに“ミュージシャンとして成長する上で、彼がどんなに素晴らしいインスピレーションを与えてくれたか、お礼を言わなくちゃね”と言った。彼はまず自分のテーブルに向かった。こういうことをするのは落ち着かないものだよね。そのあと、彼は“すみません、ロバート、ちょっと言いたいことがあるんですが...”と言うと、彼は“おお、ゲディー!座ってくれ、ワインを飲もう! やっとだ、君が来るのを待っていたよ!”と言ったんだよ。
翌日、二人が顔を合わせると、ロバートが“この夏の終わりにトロントに行くから、アレックスをライヴに連れてきてくれ、会えたら嬉しいよ”と言った。それで僕たちは行ったんだ。エレベーターで楽屋に上がって、ロバートと話をしていた。彼はとても素晴らしい人だよ。会話の途中で彼が“ちょっと待て、ジミーを呼んできて挨拶させるから”と言ったので、僕は(息を呑み、震え、吃驚して)“...ジミー・ペイジ?ジミー・ペイジのことですか?”信じられなかったよ。彼は部屋に入ってきて、僕はとても緊張した。彼はとても優しくて親切だった。このとき、他の誰かに会ったときよりも、自分の心の中で大騒ぎしていることがわかったよ」