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あがた森魚『プラネッツ・アーベント』の全長版マスターテープ発掘 初の完全収録版が発売決定

2022/05/10 20:53掲載
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あがた森魚 / プラネッツ・アーベント -コンプリート・エディション-
あがた森魚 / プラネッツ・アーベント -コンプリート・エディション-
あがた森魚、初のライヴ・アルバム『プラネッツ・アーベント』の全長版マスター・テープを発掘。初の完全収録版となるコンプリート・エディションが7月6日に発売されます。同日には『少年歳時記』がCD再発されます。リイシュー元はSUPER FUJI DISCS。トレーラー動画あり

■あがた森魚
『プラネッツ・アーベント -コンプリート・エディション-』
FJSP460 2022年7月6日発売

1980年代半ばから定期的に開催された池袋サンシャイン・プラネタリウムでのスペシャル・ライブ、初の完全収録版

1990年に発売された、あがた森魚、初のライブ・アルバム「プラネッツ・アーベント」。その全長版マスター・テープ(録音ミックス:藤井暁)が発見されました。この特別なステージの気配までをも記録したスペシャル・エディションの登場です。演奏メンバーは、丸尾めぐみ、渡辺等、美尾洋乃、近藤研二、夏秋冬春。かしぶち哲郎作ムーンライダーズの「砂丘」や布袋寅泰作、山下久美子「REINCARNATION」のカバーも。

DISC-1
1, 摩天楼に眠る児
2. 風の光る朝
3. 砂丘
4. 水晶になりたい
5. 雪割草と青い麦藁
6. いとしの第六惑星

DISC-2
1. モンテカルロ珈琲店 (小さな喫茶店)
2. 誰が悲しみのバンドネオン
3. ウインター・バスストップ
4. REINCARNATION
5. 大寒町
6, BE MY BABY

あがた森魚 Vocal, Piano
丸尾めぐみ Keyboards, Chorus
渡辺 等 Bass, Chorus
美尾洋乃 Violin, Percussion, Chorus
近藤研二 Guitar
夏秋冬春 Drums

Producer 和田博己
Recording and Mixdown Engineer 藤井 暁
Recorded at サンシャイン・プラネタリウム 12/20, 1989

編集・マスタリング:George Mori  解説:宗像明将



■あがた森魚
『少年歳時記』
FJSP459 2022年7月6日発売

[歌]あがた森魚+[画]谷内六郎+[演奏]エヴリシング・プレイ(鈴木惣一朗、美島貴明)
あがた森魚名義では90年代初のオリジナル作品、鈴木惣一朗にとっては初めてのサウンド・プロデュース。
その後の『オートバイ少女』や『第七東映アワー』へ連なるウォール・オブ・サウンド少年少女版大傑作!

他に例を見ないユニット「雷蔵」(1991)、カバー・アルバム「IMITATION GOLD」(1992)を経てソロ名義では90年代初のオリジナル・アルバムは、谷内六郎の画と音楽の共演。『週刊新潮』の表紙で知られた谷内画の懐しい風景と郷愁、そして純粋な少年性を音楽にするために選んだのが鈴木惣一朗と美島貴明のエブリシング・プレイ。鈴木にとっては初めてのサウンドプロデュースでマンションの一室に大量のアナログ機材と楽器を持ち込み試行錯誤を繰り返し、奥行きのあるウォールオブサウンドを完成させた。スチールパンからSLの走行音、さらにシンセサイザーによる星が囁くような音まで、全てが溶け合い響き渡る夢の中のような音響空間、そして、その中をあがたの歌が跳ね回る。
*本商品はオリジナル盤(1993年リブロポート版CDブック)、その通常CD再発盤(2007年VIVID)に次ぐ15年ぶりの再再発です。

1. お目出當う
2. 伯父さんは魚屋さん
3. 夏の翼
4. マッチ工場とあじさい
5. 石炭焚いて走ります(知らない国も走ります)
6. 憧れのオウロラ航路
7. 森の水車
8. お月さんも踊ってくれた
9. 自転車レースと銀のシガレットケース
10. バス通りには朽葉色
11. 朝はどこから
12. 七面鳥のパパ達へ

歌 あがた森魚  
演奏 エヴリシング・プレイ(鈴木惣一朗、美島豊明)

解説:鈴木惣一朗、宗像明将  編集・マスタリング:George Mori