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ロブ・ハルフォード ロックの殿堂入りについて語る、ミュージカル・エクセレンス部門での殿堂入りやK・K・ダウニングが含まれることも

2022/05/05 17:13掲載
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Judas Priest
Judas Priest
ジューダス・プリースト(Judas Priest)の「ロックの殿堂」入りが決定したことについて、バンドのフロントマンであるロブ・ハルフォード(Rob Halford)がコメントしています。ミュージカル・エクセレンス・アワードでの殿堂入りについて、K・K・ダウニング(K.K. Downing)が含まれることについても米ビルボード誌に話しています。

「先日、ロックの殿堂のサイトを見たんだけど、そこにいるアーティストのリストを見ると、本当に並はずれているんだ。音楽が始まって以来、ロックンロールの始まりから、音楽に携わってきた様々な人々を評価する、とてもとても重要な機関なんだ。その一員になれるなんて......すごいことだよ。

“栄光のハレルヤ”に、またメタル・バンドが入る。これこそ俺たちが待ち望んでいた祝福なんだ」

「パフォーマー」部門とは異なり、「ミュージカル・エクセレンス」部門の受賞者は、主にプロデューサーで構成される別の委員会によって選ばれます。ハルフォードは、これが名誉をいっそう偉大なものにしていると話しています。

「まったく予期していなかったので、とても特別な感動を味わうことができたよ。彼らは、単なるバンドという枠を超えて、俺たちを見ているんだ。このアルバム、あのアルバム、この曲、あの曲と、本当に深く掘り下げてくれている。これは、俺たちが常に心がけてきたことを裏付けるものだと思うんだ。

ジューダス・プリーストが(1974年の)『Rocka Rolla』以来続けてきた音楽的な冒険を証明するものだと思うんだ。俺たちはメタルの様々な次元を体験してきたバンドだ。俺たちはいつも自分たちをクラシック・メタル・バンドだと言ってきたけど、なかなかピンとこない。ある時は“Turbo Lover”、またある時は“Painkiller”をやる。ヘヴィメタルというジャンルの中で、そのような機会を探し求めることができるバンドというのは、本当に素晴らしいことだと思うんだ。だから、ミュージカル・エクセレンスの受賞は本当に嬉しいことだと思う」

このミュージカル・エクセレンス・アワードでの殿堂入りには、ハルフォード、イアン・ヒル、グレン・ティプトン、スコット・トラヴィスといった現在のメンバーだけでなく、元メンバーのK・K・ダウニングも含まれています。

ハルフォードは、リストに名前が挙がった人たち全員の殿堂入りを喜んでいるようで、今までの恨みはイベントのために脇に置いておくべきだと考えているようです。

「彼らはこのイベントに参加する権利がある。皆のためにとても喜んでいるよ。恨みっこなし。怒りもない。そういうものが残っているわけでもない。もしあったとしても、それをすべて押し流さなければならない。それを脇に押しやって、この素晴らしい機会と、それが評価とお祝いの観点から何を意味するかを理解し、受け入れ、尊重しなければならないんだ」