アル・ディ・メオラ＋ジョン・マクラフリン＋パコ・デ・ルシアの名ライヴ盤『Friday Night In San Francisco』　翌日公演の未発表ライヴ盤発売

アル・ディ・メオラ（Al Di Meola）、ジョン・マクラフリン（John McLaughlin）、パコ・デ・ルシア（Paco De Lucia）という3人のギタリストによる、アコースティック・ギター3本だけの演奏を収録した名ライヴ・アルバム『Friday Night In San Francisco』（1980年）。この演奏の翌日の公演の模様を収めた未発表音源を発掘。ライヴ・アルバム『Saturday Night In San Francisco』が海外で8月19日発売。CD、通常アナログレコード、限定クリア・ヴァイナルがあり。リリース元はearMusic。

既発の『Friday Night In San Francisco』は1980年12月5日にサンフランシスコのウォーフィールド・シアターで行われた公演の模様を収録した作品です。このアルバムは「すべてのアコースティック・ギターのライヴ・アルバムの中で最も影響力のあるもの」とも評されています。このアルバムは700万枚以上のセールスを記録しています。

今回発売される『Saturday Night In San Francisco』は、その翌日12月6日にサンフランシスコのウォーフィールド・シアターで行われた公演を収録しています。

この6日の公演はこれまで録音されていないと考えられていました。

インフォメーションによると、アル・ディ・メオラと彼のチームは、サンフランシスコ公演のテープを見直し、12月6日の公演から未発表の8曲を見つけ出しています。

アル・ディ・メオラは最近、米Guitar Worldのインタビューの中でこう話しています。

「40年間、ライヴに行った人以外は誰も知らない、もう一つの夜があったんだ。実際、ジョンでさえ、僕たちが第二夜を演奏したことを覚えてなかったんだ。

でも、僕はテープを持っていて、それをプロに複製してもらい、修復してもらったんだ。そして、それは驚異的なものであることが分かったんだよ。いろいろな曲を演奏していた。最初のアルバムには“Mediterranean Sundance”という曲があったけど、この夜は“Splendido Sundance”という曲がある。そして、無伴奏のソロ曲が3曲あるんだ。だから、同じアルバムを2度聴くことはないんだ...。みんなに聴いてもらうのが楽しみだよ」

■『Saturday Night In San Francisco』

1. Bill Graham Introduction
2. Splendido Sundance
3. One Word
4. Trilogy Suite
5. Monasterio de Sal
6. El Pañuelo
7. Meeting of the Spirits
8. Orpheo Negro