The Lost Weekend: A Love Story
ジョン・レノン(John Lennon)と
オノ・ヨーコ(Yoko Ono)の個人秘書であったメイ・パンは、ジョンと18ヶ月以上の間、愛人関係にあったことがありました。「失われた週末」と呼ばれるこの期間をテーマにした新しいドキュメンタリー映画『The Lost Weekend: A Love Story』が、ニューヨークで開催される<トライベッカ・フェスティバル 2022>で6月10日に初公開されます。
以下、映画の解説より
「彼女は1960年代の(ニューヨークの)スパニッシュ・ハーレムで育った子供でした。中国系移民の娘としてアメリカに生まれ、カトリックの学校に通い、勉強が嫌いで、ロックンロール、特にビートルズに恋をしていました。アップル・レコードに就職し、ジョンとヨーコの専属個人秘書として働くことになったメイ・パンは、19歳という若さで、夢にも思わなかった生活を送っていた。 しかし、夫婦の結婚生活が崩壊し始めると、ヨーコは若い(=コントロールしやすい)アシスタントに、独身になったばかりのジョンと付き合うにはメイ・パンが一番安全だと言い聞かせた。すぐに、二人はシンガーが“失われた週末”と呼ぶことになるものを始めた。18ヶ月に及ぶ熱狂的なロマンスは、2人をL.A.の音楽シーンの狂気の中心へと導き、酒を断ったばかりのレノンと長年疎遠だった息子ジュリアンを再会させ、元ビートルズのロックンロールへの愛を再び結びつけ、新しいカップルはますます深い愛に落ちていったのです。
豊富なアーカイブ映像、めったに聞くことのできないホームレコーディング、そしてレノン自身の風変わりで刺激的なスケッチ集を手に、有名作家であり音楽プロデューサーであるメイ・パンは、彼女の人生を形成し、音楽界の偉大な人物を再活性化させた18ヶ月間の深い感情の旅に私たちを連れて行ってくれます。
アリス・クーパー、アップル・レコードのマネージャーであるトニー・キング、伝説のドラマーのジム・ケルトナーへのインタビューを収録し、驚きと感動のエンディングを迎える『The Lost Weekend』は、イヴ・ブランドスタイン、リチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズがプロデュースと監督を務めた、笑いと感動と活気に満ちた、初恋を描いた作品です」