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ピアニストがモスクワ公演でウクライナの音楽を演奏、警察がステージに突入するが観客はスタンディングオベーションで演奏を称える

2022/04/15 14:52掲載
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Pianist Defiantly Plays Ukrainian Music At Moscow Concert Before Police Storm The Stage (Telegram)
Pianist Defiantly Plays Ukrainian Music At Moscow Concert Before Police Storm The Stage (Telegram)
世界的なピアニストであるロシア人のアレクセイ・リュビモフは、モスクワで行ったピアノ・コンサートで、ウクライナの作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフの作品を演奏し続けました。ロシアの警察は音楽会を中断させようとステージに突入。警官が立ちはだかる中、リュビモフは演奏を終えることができ、観客からはスタンディングオベーションと歓声が上がっています。映像あり。警察は公演を中断させたのは、匿名の爆破予告があったからだと主張しています。

ロシアの独立系ニュースチャンネルMeduzaによると、リュビモフは公演の大部分をシルヴェストロフの音楽に捧げたそうです。

映像を共有した人の中には、アムステルダム大学のSergey Vasiliev准教授(国際刑事法)もいました。准教授は「文化による市民の抵抗。モスクワの文化センター“Rassvet”で行われたアレクセイ・リュビモフ& Yana Ivanilovaの反戦ピアノコンサート“Songs against the Time”は、建物の爆破予告があったと警察官に襲撃された。しかし、誰もがその理由を知っていた。すごい拍手だ!」とツイートしています