ハーレム音楽祭のドキュメンタリー『サマー・オブ・ソウル』にインスパイアされた新フェス　2023年夏にNYで開催

第94回アカデミー賞で長編ドキュメンタリ―賞、第64回グラミー賞で最優秀ミュージック・フィルム賞を受賞したドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル（あるいは、革命がテレビ放映されなかった時）』。この作品でスポットライトを当てた、1969年に開催された＜ハーレム音楽祭＞にインスパイアされた新しいフェスティバル＜ハーレム・フェスティバル・オブ・カルチャー（Harlem Festival of Culture）＞が開催決定。2023年の夏に、＜ハーレム音楽祭＞と同じ場所で開催される予定です。

＜ハーレム・フェスティバル・オブ・カルチャー＞の創設者であるムーサ・ジャクソンは5歳のときに＜ハーレム音楽祭＞に参加した人物で、ドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル』にも登場しています。

このフェスは、ニューヨーク市マンハッタンのハーレム地区とイーストハーレム地区の境界にある、かつてはマウント・モリス・パークとして知られていたマーカス・ガーベイ・パークで開催されます。1969年に＜ハーレム音楽祭＞が開催された、まさにその場所です。

まだ正確な日程は発表されていませんが、プレスリリースによると、イベント開催までの間、ライヴ・エンターテインメントや社会・経済開発プログラムが行われ、数日間の野外音楽フェスティバルでクライマックスを迎える予定です。