Laurie Anderson and Lou Reed
ルー・リード(Lou Reed)と
ローリー・アンダーソン(Laurie Anderson)の夫婦がかつて飼っていた愛犬ロラベルが、ピアニストとしての才能を発揮していたことは、あまり知られていません。ロラベルが即興でキーボードを演奏するパフォーマンス映像が話題となっています。
ロラベルは2009年、インスリノーマという稀な膵臓癌と診断され、予後は非常に悪いとされていました。
2人は仕事で家を空けることもあるため、留守の間はドッグ・トレーナーのDogRelations NYCに預けることにしました。
ロラベルを担当したエリザベスは、ロラベルの心を引きつけ、新しいことを教えて彼女の気分を高揚させ、退屈さを和らげることを提案しました。ロラベルはずっと音楽に囲まれて生きてきたので、エリザベスはピアノやキーボードの演奏を教えることを提案しています。エリザベスは過去に自分の犬にもピアノを教えたことがありました。
そのプロセスはロラベルにとってとても楽しいもので、エリザベスと一緒に過ごすようになってから、ロラベルは生き生きとしはじめたという。
公開された映像は、小さな前足でとても楽しそうにキーボードを弾いているのが印象的です。
ロラベルはすでに天国に行っています。ローリー・アンダーソンは以前に、ロラベルとの日々を通して「愛と死」「アメリカの今」といったメッセージをつづったドキュメンタリー『ハート・オブ・ドッグ 〜犬が教えてくれた人生の練習〜』を公開しています。
以下は『ハート・オブ・ドッグ 〜犬が教えてくれた人生の練習〜』の予告編映像