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ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」のMVに登場したカート・コバーンのエレキギター オークションへ

2022/04/12 11:18掲載
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Nirvana - Smells Like Teen Spirit (Official Music Video) [REMASTERED IN HD]
Nirvana - Smells Like Teen Spirit (Official Music Video) [REMASTERED IN HD]
ニルヴァーナ(Nirvana)の「Smells Like Teen Spirit」のミュージックビデオに登場したカート・コバーン(Kurt Cobain)の象徴的なエレキギターが、史上初めてオークションにかけられることになりました。

このギターは、コンペティション・レイクプラシッド・ブルー仕上げの左利き用1969年製フェンダー・ムスタング。

コバーンはGuitar World誌の最後のインタビューの中で「僕は左利きなんだけど、リーズナブルで高品質な左利き用ギターを見つけるのはとても簡単じゃないんだ」「世界中のギターの中で、フェンダー・ムスタングが一番好きなんだ。今まで2本しか持っていないけど」と話していました。

このギターは象徴的なビデオに登場するだけでなく、時折ライヴでも使用されました。

このギターは5月20日、21日、22日の3日間にわたって開催されるJulien's Auctionsの「ミュージック・アイコンズ」イベントにて競売が行われる予定です。落札予想価格は60万ドルから80万ドル(約7520万円〜約1億円)ですが、一部の海外メディアは100万ドルの大台を突破しする可能性もあると報じています。

また、このオークションでは、コバーンのギター技術者であったアーニー・ベイリーがこのギターのレガシーについて語るナレーションをフィーチャーしたNFTも出品される予定です。この他、コバーンが所有し運転した1965年製ダッジ・ダート170セダンや、彼によるアートワーク、ツアーパスなども出品される予定です。

これからアイテムの売上金の一部は、インディアナポリス・コルツのオーナー、ジム・アーセイが設立したメンタルヘルス関連の慈善団体Kicking The Stigmaを支援するために使われる予定です。