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メタリカ クリフ・バートンの博物館 スウェーデンに5月オープン

2022/04/08 16:03掲載
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Cliff Burton - Metallica
Cliff Burton - Metallica
メタリカ(Metallica)のベーシスト、クリフ・バートン(Cliff Burton)の博物館が、1986年に彼の命を奪った事故の現場近くにオープンする予定です。

この博物館は、1986年9月27日にスウェーデンのユングビュー付近で起きたツアーバスの事故により亡くなった故クリフ・バートンの人生を称えるものです。

10年前、バンドのスウェーデンのファンクラブによって事故現場近くに記念碑が建てられ、バートンに敬意を表するために多くの訪問者が訪れています。

リュンビー市は、政府が一部出資する建物に「クリフ・バートン・ミュージアム」をオープンすると発表。同館のInstagramページによると、5月14日に開催される特別イベントで正式に開館します。

特別イベントでは、2009年にバートンの伝記(カーク・ハメットが序文を寄せた)を出したBass Player誌の編集者であるジョエル・マキーバーが、バートンのレガシーに関するトークショーを開催する予定です。

またGuitar World誌によると、この博物館には、写真、アルバム、ポスター、チケットのほか、バートンが亡くなった事故現場を最初に撮影したカメラマン、スウェーデンの新聞社ExpressenのLennart Wennbergによるインタビューや写真も展示される予定です。

さらに、事故現場の第一応答者の回想映像や、ストックホルムで行われたメタリカとしての最後のパフォーマンスを再現したステージも設置される予定です。バートンのベースやラーズ・ウルリッヒのドラムセットも展示され、バートンの最後のサインが入ったポスターも展示される予定です。

博物館の主催者は、こう説明しています。

「私たちはまず、キャリアの途中で悲劇的な死を遂げたクリフ・バートンに敬意を表し、彼が人間として、ミュージシャンとしてどのような人物であったかを語りたいと考えています。私たちの第二の目的は、(ユングビュー市の)Dörarpという小さなコミュニティーに追悼の場所を求めるすべての人々のための集会所を作ることです。クリフの記念碑のために資金を集め始めたときにファンが始めた素晴らしい仕事を引き継ぎたいと思っています」