Schindler’s List (Universal Pictures) and Oliwia Dabrowska (photo via Instagram)
映画『シンドラーのリスト』(1993年)に登場した「赤いコートの少女」。この少女を演じた撮影当時3歳だったオリヴィア・ダブロウスカ(Oliwia Dąbrowska)は現在、黄色いベストを着てポーランドの国境でウクライナ難民を支援するための活動を行っています。
彼女は現在32歳で、普段はポーランドでコピーライターとして活動しているそうですが、ここ数週間はウクライナの国境で難民の支援を行っています。
彼女はInstagramで、ウクライナと国境を接するポーランドのコルツォワで撮影した写真を投稿し、以下のメッセージを添えています。
「私は勇敢な母親と一緒にそこにいました。私の背中のこの場所は、受付ポイントです。そこで私たちはウクライナの家族(母親と子供2人)を見つけました。彼女たちはドイツ国境近くのとても遠い街への移動手段を必要としていました。
コルツォワは(ウクライナの)ヤヴォリウに最も近い国境通過点です。そして今日、ロシアはヤヴォリフを空爆した。ポーランドからわずか20キロのところ。とても近い! 怖いけど、難民を助けようという気にはなる。
この家族はどうする? いつもは難民を輸送しているのですが、今回も“ノー”とも言えません。彼らは妹のところへ行くのに必死だったんです。あの子たちは......もう、涙をこらえるのがやっとです。
そこで見たことすべてをお話しすることはできません。これを見たことがない人は、あの人たちの目に映ったこの悪夢を想像することができないでしょう。
これが、私があなたに助けを求める理由です。正直なところ(失礼があったらごめんなさい)、最も重要な援助はお金です。燃料、食料、難民のための家、化粧品、子供のためのものなど、お金が必要です。
私はポーランドの財団と協力し始めたばかりで、数日後には、私とアメリカや他の国からのボランティアのグループを合法的に支援する方法についてすべてをお話します」