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プライマス 新EPから12分の大曲「Conspiranoia」のミュージックビデオ公開

2022/04/06 16:43掲載
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Primus
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レス・クレイプール(Les Claypool)率いるプライマス(Primus)は約12分の大曲「Conspiranoia」をリリース。ミュージックビデオも公開されています。この曲は4月22日にリリースする新EP『Conspiranoid』に収録。リリース元はATO Records。EPは計3曲入りで、このほか、「Follow The Fool」と「Erin On The Side Of Caution」も収録されます。

新曲とEPについて、フロントマンのレス・クレイプールはこう語っています。

「新しいスタジオを建設中で、ツアーも間近に迫っていることからプライマスの新曲を世に送り出す必要があると考えたんだ。アルバム1枚をレコーディングする時間はなかったし、そうすることもできなかったから、シングルを作ろうというアイディアが浮かんだんだ」「基本的には、僕が音楽に飢えていた思春期に聴いた曲のいくつかを思い起こさせるような、長くて曲がりくねった、規格はずれの曲だ。僕は“20分の曲を録音しよう”と仲間に言った。その結果、11分半のプログレッシブなサウンドの塊、“Conspiranoia”ができあがったんだ。

“Conspiranoia”は、1年ほど前に僕のノートに蒔いた種から芽生えたものなんだ。それは現代世界の精神状態についてコメントした数行だった。僕は、偽情報、誤報、歪んだ情報、そしてウェブデザインの才能がある人たちによって流布される完全なおとぎ話を消費し消化することによって、友人、同僚、親戚、そして一般人の間に不信感と溝が広がっていくのを見ていた。これらの見解の多くが馬鹿げていること、そしてそのような実体や理論の解釈には合理的な思考が欠けていることに光を当てなければならないと思ったんだ。

シングル“Conspiranoia”はとても長いので、レコードのB面には、12インチ盤の面積を埋めるために少なくとも2曲必要だと気づきました。僕には“Follow The Fool”という曲があったので、それを具体化したんだ。ラリー・ラロンデは“Erin On The Side Of Caution”になる曲のリフを持っていて、歌詞は僕が再びノートを引っ張り出して書いたものだ。3曲とも、分裂、混乱、怒り、フラストレーション、社会的老衰という奇妙な時代に生まれたので、『Conspiranoid』というタイトルはこのEPにふさわしい名前だと思ったんだ」

■EP『Conspiranoid』

1. Conspiranoia
2. Follow The Fool
3. Erin On The Side Of Caution