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ハートのアン・ウィルソン、妹ナンシーとの不仲の噂を否定 ハートとして再びアルバムを作りたいと語る

2022/04/01 15:37掲載
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Heart
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ハート(Heart)アン・ウィルソン(Ann Wilson)は、妹のナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)との不仲の噂を否定し、ハートとして再びアルバムを作りたいと、Rock Candy誌のインタビューの中で話しています。

2016年にアンの夫が逮捕された事件が大きく取り上げられた後、姉妹の関係は過去最低になったと考えられていました。

事件は同年8月に、アンの夫ディーン・ウェッターが、ナンシーの双子の息子たちを暴行して逮捕されたものでした。これ以降、アンとナンシーは距離を置き、アンはソロで、ナンシーは自身率いるバンドでそれぞれ活動を行っていました。

ハートは2019年に活動を再開し、ライヴツアーを行いました。昨年提案されたハートのツアーは、姉妹がどのバックバンドを使うかで合意できず、実現しませんでした。アンは自分のバンドを希望しましたが、ナンシーはそれを了承しませんでした。

アンは以前のインタビューの中で、現在はナンシーとは別行動をしているものの、ハートが50周年を迎える2023年には活動を共にする計画がある述べていました。「来年はいろいろなことを計画しています。ハートが何かやるのは間違いない」。

今回Rock Candy誌の新しいインタビューの中で、アンは自分とナンシーの間に確執はないと主張しています。

「家族にはいろいろなことが起こるものよ。あれは家族の中で起こったことの一例で、私たちはそれを解決した。でも、困難にさせたのは、それが人前で起こったということなの。もし、個人的に起こったことであれば、家族を部屋に集め、座って、私たちの間で解決できたでしょう。そうではなく、警察が呼ばれたので、ナンシーと私が四六時中いがみ合っていたという神話が生まれたのよ。実際は全然そんなことはないんだけどね」

Rock Candy誌のインタビューの中では、さらにこう話しています。

「曲次第ね。曲がすべてをリードするのよ。今、また曲を書いている。ソロのためなのか、ハートのためなのかわからないけど。でも、そう、ハートのアルバムをまた作りたいと思っているのよ」

「引退したり、他のことをしたりする時期が来るとは、どうしても思えないのよ。これは私にとっての天職なの。この仕事をするために生まれてきたのだから、できる限り長くやっていくわ」