AC/DC「Highway To Hell」、レッド・ツェッペリン「Stairway to Heaven」、クイーン「The Show Must Go On」「Another One Bites The Dust」、ボン・ジョヴィ「I’ll Sleep When I’m Dead」など。米国の葬儀社は、葬儀で流すようにリクエストされた珍しいロック・ソングのリストを公開しています。
1906年創業という、米ニューハンプシャー州で最も古い家族経営の葬儀社の1つ、Phaneuf Funeral Homes & Crematorium社(以下、ファナフ)は、どんな曲を葬儀で流すようにリクエストされたかについての特集「人気のある葬儀の曲と珍しい葬儀の曲」を同社のサイトで公開しています。
同社はまず、英国の葬儀社Co-op Funeralcareが2019年に発表した「人気のある葬儀の曲 TOP10」を紹介しています。
●“My Way” by Frank Sinatra
●“Time To Say Goodbye” by Andrea Bocelli
●“Over The Rainbow” by Eva Cassidy
●“Wind Beneath My Wings” by Bette Midler
●“Angels” by Robbie Williams
●“Supermarket Flowers” by Ed Sheeran
●“Unforgettable” by Nat King Cole
●“You Raise Me Up” by Westlife
●“We’ll Meet Again” by Vera Lynn
●“Always Look On The Bright Side Of Life” by Eric Idle from “Monty Python’s Life of Brian”
しかし、このリストは、ひとつの断片に過ぎません。
葬儀社ではリクエストを受け付け、故人の家族の希望に沿ったプレイリストを作成しています。「音楽は個人的なものであり、悲しみを癒すための重要な要素なので、何の制約もありません」とファヌフ社は書いています。
ファナフ主催の葬儀では、エルトン・ジョンの「Candle in the Wind」、アンドレア・ボチェッリとサラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」、フランク・シナトラの「My Way」などが人気だという。また多くのアーティストに歌われている伝統的な歌「Ave Maria」は、今も人気があるとのこと。
ある家族は、葬儀の最後にロキシー・ミュージックの「Avalon」をリクエストしました。言葉を聴くと非常にぴったりですが「それでも珍しいリクエストです」とファナフ社のマンディ・デマレは言っています。
過去には、メタリカやロブ・ゾンビなどのメタルばかりを流す家族もいれば、100%グレイトフル・デッドという家族もいました。
カントリー・ミュージックのプレイリストもよくリクエストされるそうで、エルヴィス・プレスリーは、年配の両親や祖父母を亡くされた家族に人気があるそうです。
ファヌフ社は、リクエストされる珍しい曲や、葬儀では絶対に流してはいけないと考える人もいるような曲のリスト<珍しい葬儀の曲>を公開しています。
<珍しい葬儀の曲>
●“The Show Must Go On” by Queen
●“Stairway to Heaven” by Led Zeppelin
●“Highway To Hell” by AC/DC
●“Another One Bites The Dust” by Queen
●“I’ll Sleep When I’m Dead” by Bon Jovi
●“Always Look on The Bright Side of Life”
●“Ding Dong The Witch Is Dead” from “The Wizard of Oz”
●“Hit The Road Jack” by Ray Charles
●“I’m Too Sexy” by Right Said Fred
●“The Monster Mash” by Bobby “Boris” Pickett