フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の
クリスティン・マクヴィー(Christine McVie)は、自身のヒット曲の新しいアレンジを含むソロ・アルバム『Songbird』を6月頃にリリースする予定です。名匠
グリン・ジョンズ(Glyn Johns)がプロデュースしています。
マクヴィーは、英BBC Radio 2の番組『We Write the Songs』のインタビューの中で、このプロジェクトについて話しており、グラミー賞受賞の作曲家で指揮者のヴィンス・メンドーザからアドバイスを受けたと話しています。
「私の最大のヒット曲を集めたアルバムを完成させたところなのよ。それらはすべてグリン・ジョンズが再びプロデュースしていて、ヴィンス・メンドーザがストリングスを担当して、“Songbird”の素晴らしいヴァージョンを作ってくれたのよ」と話し、新ヴァージョンは「すべて全く違うサウンド」だと指摘しています。
彼女は「今年の6月にリリースされるんだけど、『Songbird』と呼ばれているのよ」と付け加え、またこのリリースのプロモーションのためにツアーを行うかどうかと尋ねられたマクヴィーは「まだコメントすることはできないわよ!私はそういうことにはとても慎重なの」と答えています。
またマクヴィーは同じインタビューの中で、1998年のフリートウッド・マック脱退について語っています。
「逃げ出したかっただけなのよ」「最初の8年か10年は、ケント州の田舎でのんびりと暮らしていたのよ。古い大きなマナーハウスに住んでいて、自分の人生を楽しんでいたの。それからまたバンドが恋しくなってきて、じつは私からミックに“もし私が戻ってきたらどう思う?”と聞いたのよ。彼は他のメンバー全員に話をしてくれた。彼らは皆、ずっと演奏を続けていたからね。リンジー(バッキンガム)は“彼女は本心からそう思っているはずだ。もし彼女が戻ってきたいのなら、ここにいたほうがいい”みたいなことを言ったようです。そして、私はそうしました。戻って、素晴らしい時間を過ごしました」
バンドの最近については「フリートウッド・マックに何が起こっているのか、私たちの誰も知らないのよ。新型コロナウイルスのこともあるし、他のこともあるし、みんな気をつけないとね。でもね、これ(最近のツアー)は必ずしも物語の終わりじゃないから、名誉の旅はまだ先かもしれない」と話しています。