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元スティーリー・ダン/ドゥービー・ブラザーズのギタリスト ジェフ・バクスター、初ソロ・アルバム発売 1曲試聴可

2022/03/28 20:16掲載
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Jeff baxter / Speed of Heat
Jeff baxter / Speed of Heat
スティーリー・ダン(Steely Dan)ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)などでの活躍で知られるギタリスト、“スカンク”ことジェフ・バクスター(Jeff Baxter)は初のソロ・アルバム『Speed of Heat』を海外で6月18日発売。リリース元はBMG/Renew Records。

アルバムは全12曲入りで、オリジナル曲と選りすぐりのカヴァー曲で構成されています。カヴァーには、スティーリー・ダンの「My Old School」や「Do It Again」、1960年にシャドウズが演奏して人気を博したインストゥルメンタル曲「Apache」などが含まれています。

アルバムの主なコラボレーターは、ベテランのプロデューサー、作曲家、キーボーディストのC.J.ヴァンストン(C.J. Vanston)です。

このアルバムでは、バクスターがいくつかの曲でリードを歌い、また、かつてのドゥービー・ブラザーズのバンド仲間であるマイケル・マクドナルド(Michael McDonald)、カントリースターのクリント・ブラック、ブルースロッカーのジョニー・ラング(Jonny Lang)などがゲスト・ミュージシャンやソングライターとして参加しています。

マイケル・マクドナルドがヴォーカルを務めるのは、バクスターがヴァンストン、マクドナルドと共作した「My Place in the Sun」という曲です。

バクスターは「このアルバムの制作には、信じられないような瞬間がたくさんあった。このアルバムを作ることは、僕がギターを弾く理由とよく似ている。音楽の地平をさらに広げ、最終的にはミュージシャンとして、ギタリストとして、自分を向上させるための道を探求し、旅しているんだ」と述べています。

このアルバムから、バクスターがリード・ヴォーカルを披露したスティーリー・ダンのカヴァー「My Old School」が聴けます。この曲には、TOTOのデヴィッド・ペイチ(David Paich)がキーボードで参加しています。

バクスターはもともと、この曲をエアロスミスのスティーヴン・タイラーに歌ってもらおうと思っていたそうですが、タイラーに録音を聞かせたところ、意外な反応を見せたと語っています、「僕が作ったものを聴いて“これは誰が歌っているんだ?”と言ってきたんだ。僕が自分だと言うと、彼は“本当に素晴らしいよ、自分でやったほうがいいよ”と言ったんだ。冗談かと思ったけど、そうじゃなかった。だから挑戦してみたんだけど、反応はとても良かったよ」

■『Speed of Heat』

"Ladies from Hell"
"My Old School"
"Juliet"
"I Can Do Without"
"Do It Again"
"Apache"
"My Place in the Sun"
"The Rose"
"Bad Move"
"Giselle"
"Insecurity"
"Speed of Heat"