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ロンドンに計画されている球状の大型音楽会場 実現に大きく前進 次世代の没入体験の先駆けとなる最先端の施設

2022/03/24 12:35掲載
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The Madison Square Garden (MSG) Sphere
The Madison Square Garden (MSG) Sphere
イースト・ロンドンに計画されている球状の大型音楽会場の計画が計画委員会で承認され、大きく前進しました。

「マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)スフィア(The Madison Square Garden Sphere)」と呼ばれるこの大型音楽会場は、世界的に有名なスタジアムも運営するニューヨークを拠点とするMSGカンパニーが企画したもので、同社は「次世代の没入体験の先駆けとなる最先端の音楽・エンターテイメント施設」と説明しています。

現在の計画では、21,500人収容可能。球状の構造で、外装は球体の全周にLEDビデオスクリーンを設置し、内部は巨大なHDディスプレイを備え、多くの人に「マルチ感覚体験」を提供する予定です。

また、小規模なアーティストのための1,500人収容の別会場、450人収容のレストランとナイトクラブ、小売スペース、カフェ、屋外レジャーエリアなども計画されています。

この会場については、その規模と地元のスカイラインにおける存在感を理由に、地元住民からは反対の声も上がっていました。しかし、2012年にロンドン市長によって設立された、オリンピック・パーク用地の開発を監督するロンドンレガシー開発公社(LLDC)は、3月22日の計画委員会で、この会場のデザインを承認しました。建設には最終的にロンドン市長の承認が必要です。市長はこの会場を支持していると言われています。MSGスフィアが完全に許可された場合、いつオープンするかは今のところ不明です。

プロモーション映像あり