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満島ひかりが約30役の声を担当 アニメで描く子供のための“じぶん探求”ファンタジー番組『アイラブみー』 Eテレで放送

2022/03/22 20:11掲載
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NHK『アイラブみー』(c)NHK
NHK『アイラブみー』(c)NHK
満島ひかりが約30役の声を担当。アニメーションで描く、こどものための“じぶん探求”ファンタジー番組『アイラブみー』がNHK Eテレで3月28日(月)〜30日(水)放送。「じぶんを大切にする」ってどういうこと? 自分のからだとこころについて学び、「じぶんを大切にする」意味を知る、5歳の冒険アニメーションです。声を担当するのは、満島ひかり。アニメーションに登場するキャラクター約30役を演じるほか、挿入歌も歌います。

■『アイラブみー』
NHK Eテレ 3月28日(月)〜30(水)午前9:30〜9:40

主人公は5歳の“みー”。「なんでパンツを履いているんだろう?」「あの子は、『くすぐられるのがイヤ』って言うけど、どうしてなんだろう?」…お散歩の途中に、こころやからだ、いのちのふとした疑問をきっかけにどんどんみーの空想や思考実験が繰り広げられ…!?アニメーションで描く、こどものための、じぶん探求ファンタジー番組。

●3月28日(月)Eテレ 午前9:30「なんでパンツをはいているんだろう?」

トイレで服を脱ぐのに手間取り、おもらしをしてしまった“みー”。 街ゆく人にインタビューしたり、「あれこれパンツコレクション」を妄想したりしながら、パンツを履く理由を探っていく。

●3月29日(火)Eテレ 午前9:30「くすぐられるのが、じつはキライ?」

くすぐったら笑い出す赤ちゃんを見てうれしい“みー”。しかし、友達の“ひー”をくすぐると、“ひー”は、急に怒り出す…。

●3月30日(水)Eテレ 午前9:30「”ゲジゲジがすき”ってヘン?」

「宝物発表会」でゲジゲジを披露した“みー”。けれど、集まったお客さんは逃げて行ってしまい、仲良しのワン丸にもゲジゲジの良さを分かってもらえない。そして “みー”はゲジゲジしかいない世界を妄想し…。

●出演
声:満島ひかり
うた:みーとハンバート ハンバート

●番組監修 東京大学 汐見稔幸先生からのメッセージ
教育は、自分が生きているこの世界を知り、自分を活かしてくれている他者を知り、そしてそこで生きている自分を知るために行われる営みです。しかし、実際には「自分を知る」ための教育は日本では弱いですね。でも本当はこれが一番大事。自分を知るためには、自分のからだを知り、自分のこころを知ることが大切です。そうすれば「自分を大切にする」ということの意味もわかるはずです。
これからの時代、価値観が多様化し、グローバリゼーションが進む中で、道しるべとなる「確かなもの」がよくわからなくなります。だからこそ一層自分を知り、流されない生き方を探ることが必要になるのです。その追求は幼児期からはじめるべきでしょう。
21世紀を担っていくこどもたちに、「自分を大切にする」という本当の意味を探るため、このアニメーションを役立てていただけたら幸いです。

●スタッフ
脚本:竹村武司
音楽:ハンバート ハンバート
クリエイティブディレクション:古屋遙
ロゴ・キャラクターデザイン:obak
グラフィックデザイン:田部井美奈
アニメーションディレクター:髙橋龍之介
アニメーション:ODDJOB Inc.
制作:NHKエデュケーショナル
制作・著作:NHK

●番組監修
東京大学 大学院 遠藤利彦(発達心理学)
和光小学校・和光幼稚園 北山ひと美(性教育)
東京都立大学 酒井厚(発達心理学)
東京大学 汐見稔幸(教育学・教育人間学・育児学)
大正大学 田中俊之(ジェンダー論・男性学)
聖隷クリストファー大学 細田直哉(生態心理学)
(※50音順)

番組特集ページ
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=33503

番組ページ
https://www.nhk.jp/p/iloveme/ts/YNY4LQ6174/