John Barnes & Michael Jackson
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)をはじめ、
マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)、
ダイアナ・ロス(Diana Ross)、
ライオネル・リッチー(Lionel Richie)など、著名なアーティストと共演したキーボード奏者/作曲家/アレンジャー/音楽プロデューサーの
ジョン・バーンズ(John Barnes)が死去。長い闘病生活の末に亡くなったことを家族が明らかにしています。
ロサンゼルスに生まれたバーンズは、6歳のときに初めてクラリネットを手にし、ピアノを演奏し始めたのは19歳のときだった。それまでは、ベース、トロンボーン、ドラムを習い、スクールバンドや地元のグループで演奏していた。
カリフォルニア州立大学で音楽理論と作曲を学んだ後、バーンズはモータウンに入社し、ミュージシャンとしてだけでなく、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしても活躍した。
ザ・ミラクルズの音楽監督となり、マーヴィン・ゲイが1976年に発表した名盤『I Want You』では、アコースティック・ピアノやローズ・ピアノを演奏した。
1982年にマイケル・ジャクソンが彼のスタジオ・デモを聴いて、会いたいと言ってきたのがきっかけでした。
最初の出会いについてMJCastのポッドキャストに語ったバーンズは、こう回想している。「マイケルが“君は自分でサウンドを作って演奏できるらしいね。いくつ作れるんだい?”と言ったので、“時間はどれくらいある?”と答えたんだ」。
これが長期的な友情と音楽的パートナーシップの始まりで、バーンズはマイケル・ジャクソンと、『Bad』、その後のツアー、『Dangerous』、その他複数のプロジェクトで一緒に仕事をし、20年以上にわたりマイケルのクリエイティブ・チームに欠かせない存在となった。
1985年のチャリティ・シングル「We Are The World」ではキーボードとアレンジを担当した。