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マイケル・ジャクソンの長年のコラボレーター キーボード奏者のジョン・バーンズ死去

2022/03/22 12:43掲載
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John Barnes & Michael Jackson
John Barnes & Michael Jackson
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)をはじめ、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)ダイアナ・ロス(Diana Ross)ライオネル・リッチー(Lionel Richie)など、著名なアーティストと共演したキーボード奏者/作曲家/アレンジャー/音楽プロデューサーのジョン・バーンズ(John Barnes)が死去。長い闘病生活の末に亡くなったことを家族が明らかにしています。

ロサンゼルスに生まれたバーンズは、6歳のときに初めてクラリネットを手にし、ピアノを演奏し始めたのは19歳のときだった。それまでは、ベース、トロンボーン、ドラムを習い、スクールバンドや地元のグループで演奏していた。

カリフォルニア州立大学で音楽理論と作曲を学んだ後、バーンズはモータウンに入社し、ミュージシャンとしてだけでなく、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしても活躍した。

ザ・ミラクルズの音楽監督となり、マーヴィン・ゲイが1976年に発表した名盤『I Want You』では、アコースティック・ピアノやローズ・ピアノを演奏した。

1982年にマイケル・ジャクソンが彼のスタジオ・デモを聴いて、会いたいと言ってきたのがきっかけでした。

最初の出会いについてMJCastのポッドキャストに語ったバーンズは、こう回想している。「マイケルが“君は自分でサウンドを作って演奏できるらしいね。いくつ作れるんだい?”と言ったので、“時間はどれくらいある?”と答えたんだ」。

これが長期的な友情と音楽的パートナーシップの始まりで、バーンズはマイケル・ジャクソンと、『Bad』、その後のツアー、『Dangerous』、その他複数のプロジェクトで一緒に仕事をし、20年以上にわたりマイケルのクリエイティブ・チームに欠かせない存在となった。

1985年のチャリティ・シングル「We Are The World」ではキーボードとアレンジを担当した。