michael jackson and jennifer batten
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のツアー参加でも知られるギタリストの
ジェニファー・バトゥン(Jennifer Batten)。YouTube番組「Appetite for Distortion」に出演した際、マイケルのオーディションやツアー参加後に感じたことなどについて語っています。
「私は29歳でした。彼はギタリストを探していたんです。デヴィッド・ウィリアムスは長年彼と一緒に演奏し、彼のアルバムでも演奏していたんだけど、彼はマドンナと長期ツアー中でした。
リッキー・ローソンもそうやって仕事を得ていた。ジャクソンズのメンバーだった(ドラマーの)ジョナサン・モフェットもマドンナと一緒に出かけていて不在だったんだ。
ギタリストが2人必要だったので、100人がオーディションを受けた。
私は幸運にもそのオーディションのことを耳にすることができた。当時私が教えていたミュージシャンズ・インスティテュートに誰かが電話をかけてきて“2人必要だ”と言った。私はその電話を受けた幸運な一人でした。それで2、3日休みをとって、何曲も覚えて、できる限りの準備をして臨みました。
(当日は)バンドはいなかった。ただ... 誰かがビデオを撮っていた。私に与えられた唯一の指示は、何かファンキーな曲を演奏することでした。それで、それをやって、ちょっとずつ改良していった。それから、私の最初のレコードに収録されているジョン・コルトレーンの“Giant Steps”のタッピングソロを弾いて、そして、カヴァー・バンドで演奏していた“Beat It”のソロも弾いた。彼が役に立つかもしれないと思って採用されたのよ。私はそれで家を買いました」
その時代の自分をどう振り返るかと問われ、こう答えています。
「当時はフュージョンやジャズなど、マイケル・ジャクソンの音楽よりもずっと難しい音楽を探求していたから、私はたぶん少し生意気だったかもしれない。グレッグ・フィリンゲンズやリッキー・ローソンのようなモンスターと一緒に演奏して、その種のツアーでナンバーワンの呼び声を得た」
「あのレベルの人たちと1年半も一緒に演奏していると……ミュージシャンって、自分が日々成長していることを実感できないじゃない。でも、毎日毎日、何時間も楽器と向き合っていれば、時間が経つにつれて、どうしてもうまくなっていくのよ。ツアーが終わった後、あるバンドと一緒に演奏したことがあった。そのバンドとはツアーの前にも一緒に演奏していたんだけど、急に“この人たちはなんて下手くそなんだ”と思うようになったのよ」