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ウディ・ガスリーの半生を描いた伝記映画『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』日本再上映決定

2022/03/16 14:59掲載
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ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
ウディ・ガスリー(Woody Guthrie)の半生を描いた伝記映画『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』が、日本公開45周年を記念して再上映決定。9月3日(土)に渋谷ユーロライブにて上映されます。当日はアメリカ探訪映画の2本立てで、併映はアメリカのコメディ映画史上に残る名作『ゴー!☆ゴー!アメリカ/我ら放浪族』(日本初上映)です。

■特集上映:サム・フリークス Vol.19

特集上映イベント「サム・フリークス」の第19弾において、ウディ・ガスリーの伝記映画『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』が日本公開45周年の記念して再上映されることが決定。本作はウディ・ガスリーの自伝『ギターをとって弦をはれ』を基にした音楽映画で、1930年代の大恐慌時代に「ホーボー」としてアメリカ各地を放浪しながら、差別や貧困で苦しむ労働者達の感情を代弁し続けた伝説的なプロテスト・ソング・シンガーの半生を描く。「もう一つの『怒りの葡萄』」というべき内容で、後の『ノマドランド』などにも多大な影響を与えている不朽の名作である。ちなみに、世界で初めてステディカムが使われた映画であり、撮影技法の技術革新という点からもエポックメイキングな作品。ウディ・ガスリー役を吹き替えなしで演じているのはデヴィッド・キャラダイン。

併映作品はアメリカのコメディ映画史上に残る名作『ゴー!☆ゴー!アメリカ/我ら放浪族』(日本初上映)。『ゴー!☆ゴー!アメリカ/我ら放浪族』はアメリカ映画協会選出による「歴代コメディ映画ベスト100」にもランクインしている名作。役者としてはサム・フリークスの前身イベント「アメリカ映画が描く『真摯な痛み』Vol.2」で上映した『マイ・ファースト・ミスター』でも素晴らしい演技を披露しているアルバート・ブルックスだが、本作においては『イージー・ライダー』のような放浪の旅に憧れる夫妻の「理想」と「現実」の落差を、自作自演で徹底的に茶化してみせる。この背後にあるのは「ヒッピーからヤッピーへ」という時代の流れ、そしてレーガノミクスに対する違和感だ。妻役のジュリー・ハガティの目がヤバくて最高です。カジノの怖いオーナーを演じているのは映画監督のゲイリー・マーシャル(!)。





1)日時:2022年9月3日(土)


2)会場:ユーロライブ(渋谷)

タイムテーブル

12:42〜 当日券販売開始
12:45〜 開場
13:00〜『ゴー!☆ゴー!アメリカ/我ら放浪族』上映
14:32〜 休憩
14:45〜『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』上映(17:13上映終了予定)

3)当日券料金:2本立て1500円(入れ替えなし・整理番号制)

※前売り券はPeatixにて販売中
https://peatix.com/event/1984150

本イベントはすべての子供達が社会から孤立することなく暮らしていけるようになることを目的とした学習支援や自立支援の為に、有料入場者1名につき250円を「認定NPO法人 3keys」へ寄付いたします。

公式サイト:ttps://pikao.hatenablog.com/entry/20220320/1647702000