僕は、自分の力の及ぶ限り、あらゆる手を尽くしてきました。Third Man Recordsは2009年、その幅広い可能性を音楽業界の隅々にまで広げたいと考えて、レコードに集中的に取り組み始めました。2017年には(プレス工場の)Third Man Pressingをオープンすることで、僕の取り組みはさらに強化しました...この工場は、ベッドルームのヒップホップのアーティストからフィールドレコーディングのドキュメンタリー作家まで、レコードをプレスしたいと思っている人たちに常にドアは開かれています。昨年、僕はさらに多くをレコード・プレスに投資し、それを動かす従業員も増やし、シフトも増やして、レコード製品への異常なまでの需要の高まりに対応しようとしてきました。
Third Manにとって、それは良いことではないのか?と言う人もいるでしょう。需要に対応しきれないほどなのか?という声も聞こえてきそうですが、短期的にはThird Manにメリットがあっても、長期的には、ボトルネック(需要と供給の不一致)や遅延を考えると、最終的にはレコードのエコシステムに関わるすべての人が損害を被ることになります。これは何とかしなければなりません。