スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)をはじめ、
ステッペンウルフ(Steppenwolf)、
アイアン・バタフライ(Iron Butterfly)、
アリス・クーパー(Alice Cooper)、
アルカトラス(Alcatrazz)などのアルバムを手がけた音楽プロデューサーのリチャード・ポドラー(別名リッチー・アレン/Richard Allen Podolor)が死去。スリー・ドッグ・ナイトのFacebookページで明らかにされています。86歳でした。
リチャード・ポドラーは1936年1月ロサンゼルス生まれ。10代のうちにセッション・ミュージシャンとなり、1950年代後半には、後にレッキング・クルーのスタジオ・レジェンドとなるプラス・ジョンソンとアール・パーマーが在籍したバンド、ペッツ(Pets)のメンバーとしてツアーを行った。
ポドラーは1960年代、自身の名義でレコーディングを行うとともに、セッション・ミュージシャンとしても活動。1960年代半ばには、ミュージシャンだけでなくレコーディング・エンジニアとしての仕事も増え、モンキーズ、タートルズ、エレクトリック・プルーンズ、グレイトフル・デッド、ドノヴァンなどのレコーディングに参加した。
ステッペンウルフのアルバム2枚をプロデュースし、「Born To Be Wild」を含む初期のヒット曲の手がけた。プロデューサーとして一番知られているのはスリー・ドッグ・ナイトで、数多くのアルバムで仕事をした。