フィッシュ(Phish)の
トレイ・アナスタシオ(Trey Anastasio)は、初のソロ・アコースティック・アルバム『Mercy』を3月11日にリリース。YouTubeほかで聴けます。
このアルバムに収録されている9曲は、過去2年間に書かれたもので、アナスタシオが新型コロナウイルスのパンデミックが始まってからニューヨークで過ごした時間を使って制作されています。
この新作は、2020年のソロアルバム『Lonely Trip』に続くもので、アナスタシオがギター、ベース、キーボードを担当し、ドラムスはフィッシュのジョン・フィッシュマンが担当しています。
パンデミックが進行中で、ライヴ・ミュージックへの影響が予測できないため、ほとんど絶え間なくツアーを行っていたアナスタシオは「こんなことは初めてだ。気がつくと、家でアコースティックギターを弾いている状態だった」という。彼は将来的な楽曲のいくつか作った後、「これらの曲はただギターを持った一人の男が歌いたいだけなんだ」と気づいて、今回のアルバムを制作しています。