MC5 は、50年以上ぶりの新曲「Heavy Lifting」を一部公開。バンドは51年ぶりの新スタジオ・アルバムを2022年10月頃に発売する予定です。リリース元はearMUSIC。スタジオ・アルバムは1971年の『High Time』以来。
この曲「Heavy Lifting」は新アルバムからの最初の曲です。
ウェイン・クレイマー(Wayne Kramer) 、ブラッド・ブルックス、
トム・モレロ(Tom Morello) の共作で、ベースには
ドン・ウォズ(Don Was) 、ドラムにはポール・マッカートニーなどのサポートで有名なエイブラハム・ラボリエル・ジュニアが参加しています。
ヴォーカルは、アリス・イン・チェインズの
ウィリアム・デュヴァール(William DuVall) で、デュヴァールはクレイマーの1995年ソロ・アルバム『The Hard Stuff』に収録されている「Edge of the Switchblade」を新しくレコーディングしたヴァージョンにもヴォーカルで参加しています。
このアルバムは、ボブ・エズリンがプロデュース。クレイマーによるとAlejandro Escovedo、Jill Sobule、Kesha、Rise AgainstのTim McIlrathと共同で曲を書いたそうで、オリジナルMC5のドラマー、デニス・マシンガン・トンプソンが2曲でプレイしているとのこと。
クレイマーは声明の中でこうコメントしています。
「MC5の新曲が出るのは久しぶりだ。偉大なるボブ・エズリンがプロデュースした新しいアルバムを書いたりレコーディングしたりして忙しかったんだ。俺たちはそれをストリートに持っていくよ。俺たちはみんなMC5だと感じているからね。MC5の音楽はこれまでと同様に必要だと理解するようになった。新曲を書き、レコーディングし、妥協のないハードロックのメッセージを世界中のファンに伝えるべき時が来たのは確かだ。
俺たちは、失敗した大統領と壊滅的なパンデミックという破滅的な4年間を、かろうじて生き延びた。ブラッドと俺は、この残酷な状況を打破するために新しい曲を書き始めたんだ。あまりにも二極化して憂鬱になっていたので、他のソングライターを招き入れることは、まるで希望を注入するようなものだった。... その結果、地球を揺るがすようなロックンロールになったんだよ」
MC5の新ツアー・ラインナップでのライヴは5月に行われる予定です。
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