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ティアーズ・フォー・フィアーズ 最新作収録曲を“デペッシュ・モードのために書かれたような曲”と表現 その意味を語る

2022/03/05 19:21掲載
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Tears for Fears (Image credit: Frank Ockenfels)
Tears for Fears (Image credit: Frank Ockenfels)
ティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears for Fears)は、最新アルバム『The Tipping Point』に収録されている楽曲「My Demons」を“デペッシュ・モード(Depeche Mode)のために書かれたような曲”と表現しています。これはどういう意味なのか? 英BBCのインタビューの中で語っています。

なお、『The Tipping Point』は全英アルバム・チャートのトップとなる可能性がありましたが、最終的に惜しくも1位を逃し、ラッパーのセントラル・シーの最新ミックステープ『23』に次ぐ2位でした。

Q:「My Demons」をデペッシュ・モードのために書かれたような曲と表現されていますが、これはどういう意味ですか?

ローランド・オーザバル
「僕らはデペッシュ・モードがとても好きで、彼らに少し嫉妬していたんだ」

Q:どうしてですか?

カート・スミス
「彼らは常に僕らよりクールであろうとしていたからね」

ローランド
「1983年か84年のデビュー・アルバム『The Hurting』で、すでにいくつかのヒットを出していたんだけど、バースに買った最初の家で(英TV番組)『Top of The Pops』を見ていたら、デペッシュ・モードの“Everything Counts”が流れてきたんだよ。“もうアルバムを作る意味がない”と、ただただ打ちのめされたんだ。落ち込んだよ。涙が出た。

1年後、“ Shout”で全米1位になったんだけど、これはアーティストとしてどんな経験を積んできたかを示している。今回の“My Demons”は、あの時代にちょっと戻ったようなフックになっているんだ。冗談で言ったんだけど、僕のヴォーカルはかなり良いんだけど、デペッシュ・モードのデイヴ・ガーンのために作られたようなものなんだ」