HOME > ニュース >

米国人 3割が仕事中に音楽を聴くことを楽しんでいるが、半数以上が他の家族とは音の好みが合わず、3割が音量を下げたいと考えている

2022/03/01 15:53掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Listening to an album - Credit: Getty - Contributor
Listening to an album - Credit: Getty - Contributor
2020年初頭にパンデミックが始まって以来、米国人の半数が騒音に敏感になったという。

3月3日の「耳の日・ 世界聴覚デー」に先立ち、米国内の2,003人を対象に聴覚の健康状態について調査が行われました。これは、ベルギーに本社をおくLoop社の耳栓『Loop Earplugs』から依頼で調査会社のOnePollが行っています。

調査の結果、パンデミックが始まって以来、10人に4人以上が大音量の音楽(43%)、大きな会話(42%)に敏感になったことがわかりました。半数以上(52%)が大きな騒音で頭痛がすると答えており、平均的な回答者は週に6回経験しています。

調査によると、30%が仕事中に音楽を聴くことを楽しんでいるものの、そのうち54%が他の家族とは音の好みが合わないことが多いと答え、そのため、回答者の31%が、家族の誰かが何かを聴いていて気が散ったとき、音量を下げたいと考えているようです。

また、この調査では、他の家族から最も嫌われる音についても調査しました。人々が最も不快に感じる音は? 大声で電話(29%)と大きな咀嚼音(29%)が上位に挙がっています。さらに、回答者は、実際に音楽を聴くことなく、平均して週に4時間以上ヘッドホンをして過ごしていると答えています。

Loop Earplugsの共同設立者であるMaarten Bodewesは「アメリカ人が日常生活の中で大きな騒音に悩まされていることは明らかです。回答者の10人に6人は、耳栓をすることで気を紛らわせながらも、周りで起こっている重要なことを聞き取ることができたらと答えています」と述べています。

調査によると10人に7人強が、夜間の寝つきを良くするために耳栓を使用しているという。ほぼ半数(49%)が1日1回以上使用していると回答しています。