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モーターヘッドのレミーがザ・ダムドのキャプテン・センシブルに伝えた飲酒のアドバイスとは?

2022/02/24 17:29掲載(Last Update:2022/02/25 21:14)
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Captain Sensible, Lemmy Kilmister
Captain Sensible, Lemmy Kilmister
1980年代、ザ・ダムド(The Damned)キャプテン・センシブル(Captain Sensible)は、友人であるモーターヘッド(Motörhead)レミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)から飲酒についてのアドバイスは受けました。レミーが彼に伝えた知恵は、その後、センシブルの人生のルールになっているという。英Classic Rock誌のインタビューの中で語っています。

レミーは「大酒飲みとアルコール依存症は紙一重だ」と言っていましたが、彼はそういうことに詳しい人でした。彼はかつて同誌に「酒を飲むときに自分が何をしているのか分かっているかどうかが重要だ。もし自分が何をしているのか分からなければ、ただのひどい退屈な酔っ払いになってしまう。一方、やめる時を知っていれば、素晴らしい逸話を持つ世界の男になれる。風呂場で糞をしている男になるよりはマシだろう」と語っていました。

レミーには、そのような運命を避けるためのシンプルなルールがありました。それはレミーがセンシブルに語った言葉でした。

センシブルは、お酒が好きな男でした。ソロ活動が軌道に乗った頃、彼はかなりハードにお酒を飲んでいました。

「24時間クラブというのがあってね。寝てしまうとクラブから追い出されてしまうんだ。24時間クラブは4、5日続くこともあって、夜通しギャンブルをしたり、酒を飲んだり、薬物をやっていたりしていたんだ」

「子供向けのテレビに何度か出演していたころ、(英国の子供向けテレビシリーズ)『Saturday Superstore』で、マイク・リードが俺にこう言ったのを覚えているよ。“キャプテン、今朝はとても調子がよさそうですね、一曲歌ってみませんか?”。俺は“歌うぞ!”と言って、テーブルの上に飛び乗り、タップダンスをし、あらゆるものを蹴って、声を張り上げて歌った。それから、テーブルの上で滑って後ろに倒れて落ちて、スタジオの床に頭をぶつけて気絶してしまったんだ。番組の生放送中に担架で運ばれたんだよ。完全にボーッとしていたんだ」

このあと、友人のレミーがセンシブルにアドバイスをします。

「あるとき、レミーが俺のところに来て、“君の飲酒のことで話がある”と言ったんだ。レミーのような人にそんなことを言われたら、耳を傾けるしかないだろう。

彼は“覚えておくんだ。何を飲むか、どれだけ飲むかではなく、飲みっぷりの良さなんだ”と言った」

それ以来、センシブルはこの知恵を頼りにしてきました。「それを乗り越えて、まだ生きていることにとても驚いているよ」と彼は言っています。

彼はまた「酔っ払うこともなくなった」と言い、「ある子供が俺に“二日酔いになるの?”と言うので、俺は“二日酔いになるには、酒をやめなければならないな"と言ったよ」と付け加えています。