HOME > ニュース >

元ハノイ・ロックスのナスティ・スーサイド 前立腺がんであることを公表

2022/02/21 01:46掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Nasty Suicide
Nasty Suicide
ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のギタリスト、ナスティ・スーサイド(Nasty Suicide/58歳)は、自身が前立腺がんであることを公表。フィンランドの音楽誌Chaoszineの新しいインタビューの中で明らかにしています。

このインタビューは、彼の新しいバンドSTENFORSのデビュー・アルバムに焦点を当てたものでした。

「(STENFORSの)アルバムを作ると決めたときは、すべてが順調だったんだ。でも、アルバム制作を始めてすぐに、俺は前立腺がんと診断されたんだ。その時は“うーん。じゃあ、アルバムはどうなるんだよ?”ということが真っ先に頭をよぎったよ(笑)。まあ、いずれにしても、全く影響はなかったんだ。ただ、夏に化学療法を受けたときは、レコーディングを少しずつ進めていく中で、明らかに影響があった。すべてに影響が出てしまうんだよ。どこにでもある、厄介なものだよ(笑)。でも、がんを治すためのものだから、何かを感じるためのものだと思っているんだ。 レコーディングをしている間はちょっと影響があったけど、かなりうまくいったと思うよ。

今は化学療法の段階を終えて、数ヶ月経ったけど、すごく調子がいいんだ。現在は放射線治療の段階に入ったので、3月末までは毎日放射線治療を受けているよ。病気に必要な線量を少しずつとるようにしているんだ」

彼の予後について、ナスティはこう語っています。「ポジティブな結果が出ているんだ。実際、方向性はとても良い。(病状が比較的安定しており、再発予防や体力回復の時期を指す)慢性期な状態になるのは間違いないと思う。(これからも)定期的に検査を受けて、時々何かを投与しなければならないだろうね。気分はいいよ。というか、何も感じていないんだ」