1950年代後半から60年代前半にかけて、「Teen Beat」「Drums Are My Beat」「Let There Be Drums」などのインストゥルメンタル曲をヒットさせた、ロックンロール・ドラマーのレジェンド、サンディ・ネルソン(Sander “Sandy” Nelson)が死去。数ヶ月前から体調を崩していました。83歳でした。
米ネバダ州ボルダー・シティのメディアBoulder City Reviewによると、彼は1月24日に脳卒中で倒れ、ホスピスケアに入っていたという。息子のジョシュ・ストロームによると、2月2日に電話で会話をしたそうですが、ネルソンはその翌日に脳梗塞で倒れ、表現性失語症となり、話すことができなくなってしまったそうです。
ネルソンは、1960年代前半の最も有名なロックンロール・ドラマーの一人であり、いくつかのソロ・インストゥルメンタルのトップ40ヒットを放ち、30枚以上のアルバムをリリースしました。またセッションドラマーとしても活躍し、テディ・ベアーズの「To Know Him is To Love Him」やハリウッド・アーガイルズの「Alley-Oop」などで演奏しました。