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フー・ファイターズのデイヴ・グロール、スラッシュ・メタル・アルバムを2月25日リリース予定

2022/02/18 11:19掲載
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Studio 666
Studio 666
フー・ファイターズ(Foo Fighters)は先日、スラッシュ・メタル/デスメタル風の新曲「March of the Insane」を公開しました。これは、バンドが主演するホラー・コメディ映画『Studio 666』に登場する架空のメタルバンド、Dream Widowの楽曲として公開されたものですが、デイヴ・グロール(Dave Grohl)によると、Dream Widowのアルバムも現在制作しているそうです。

映画『Studio 666』では、フー・ファイターズのメンバーが、古びた屋敷で10枚目のアルバムをレコーディングしている最中に、地下室で興味深い発見をします。それは、25年前にこの屋敷で録音されたDream Widowというバンドのテープでした。

デイヴは米ローリングストーン誌のインタビューの中で、「これは失われたアルバムになるだろう。Dream Widowのシンガーがバンド全員を殺してしまう前に、彼ら(Dream Widow)が作っていたアルバムになるんだ」と語っています。

このインタビューの時点でデイヴは映画の公開日である2月25日に間に合うようにリリースを進めており、「俺は仕事が早いんだけど、この締め切りには殺されそうだよ。映画のために出すよ。2月25日までには、Dream Widowのアルバムが出るだろうね」と述べています。

誰がセッションに参加したかなど、アルバムの詳細はまだ明らかにされていませんが、このアルバムは、80年代のスラッシュ・メタル・キッズとして育ったデイヴの青春に大きくインスパイアされています。彼はローリングストーン誌でこう述べています。

「お気に入りの曲があるんだ。“Lacrimus dei Ebrius”(映画の中で演奏される13分間のメタルの大作)では、それらの影響をたくさん聴くことができるだろうね。この曲では、4つまたは5つのセクションをまとめて、大きくて長いものにしたんだ。Troubleのようなサウンドもあれば、Corrosion Of Conformityのようなサウンドもあり、Kyussのような雰囲気もあるよ」

あらすじによるとこの映画は「フー・ファイターズが待望の10作目のアルバム『Medicine at Midnight』をレコーディングするために、悲惨なロックンロールの歴史が刻まれた米カリフォルニア州エンシノの豪邸に引っ越してきた。しかし、家に入ると、デイヴ・グロールは、アルバムの完成とバンドの命を脅かす超自然的な力と戦うことになるだろうと気づくのだった」というストーリー。

デイヴはプレスリリースで「何十年にもわたってバカげたミュージックビデオや数々の音楽ドキュメンタリーを制作してきた僕らが、ついに次のレベルに進む時が来たんだ...長編ホラーコメディ映画だ」「フー・ファイターズのほとんどの作品がそうであるように、『Studio 666』も突飛なアイデアから始まり、想像以上に大きなものへと発展していったんだ。最新アルバム『Medicine at Midnight』をレコーディングした家で撮影を行った(あの家には幽霊が出ると言われているんだ!)。僕たちは、大好きなロックンロール映画が持っていたクラシックな魔法を再現したかったんだけど、ひねりを加えてみたんだ」「今、Tom OrtenbergとOpen Road Filmsのチームの協力を得て、2年間秘密にしてきたこの作品をようやく公開することができた。笑って、叫んで、ポップコーンを食べながらヘドバンする準備をしてください」と述べています。

デイヴのストーリーをベースに、ジェフ・ビューラーとレベッカ・ヒューズが脚本を担当したこの映画は、過去2年間に渡って秘密裏に撮影されました。フー・ファイターズに加えてホイットニー・カミングス、レスリー・グロスマン、ウィル・フォルテ、ジェナ・オルテガ、ジェフ・ガーリンが出演しています。映画の監督はBJマクドネルです。

米国では2022年2月25日に2,000館以上の映画館で公開される予定です。

以下は以前に公開された映像・音源

Dream Widow「March of the Insane」


トレーラー映像


ティーザー映像