Miles Davis / What It Is: Montreal 7/7/83
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)が1983年7月7日に<モントリオール国際ジャズフェスティバル>で行ったライヴ・パフォーマンスを収めたアルバム『What It Is: Montreal 7/7/83』がオフィシャル・リリース決定。アナログレコード2枚組が今年のレコード・ストア・デイに先行発売され、その後、1981年から1985年の期間に焦点を当てたマイルス・デイヴィス・ブートレグ・シリーズの次回作の一部として、2022年内にCDが発売されます。
このパフォーマンスには、マイルスの最後のバンドのひとつであるジョン・スコフィールド(ギター)、ビル・エヴァンス(サックス、フルート、エレクトリック・ピアノ)、ダリル・ジョーンズ(ベース)、アル・フォスター(ドラム)、ミノ・シネル(パーカッション)が参加。
この素晴らしいパフォーマンスは、今回のリリースのために、愛情を込めてミックスされ、マスタリングされました。
『What It Is』には、その年にリリースされた「Star People」、マーカス・ミラーの「Hopscotch」、1982年アルバム『We Want Miles』に収録された曲「Jean-Pierre」などが収録されています。
「What It Is」と「That's What Happened」の録音は、マイルスが1984年にリリースしたアルバム『Decoy』でも使用されましたが、『Decoy』ではかなり編集されているため、完全な形でのリリースは今回が初めてです。
美しいゲートフォールド・パッケージに収められた本作のライナーノーツは、音楽ジャーナリスト、グレッグ・テイトが執筆したもので、彼の遺作のひとつです。
<レコード・ストア・デイ 2022>は4月23日に行われますが、この作品は、様々な理由で4月23日に店頭に並ぶことができないレコードのために設けられた「RSD Drops」の6月18日に発売されるのでご注意ください。
■『What It Is: Montreal 7/7/83』
Side A
1. Speak (That’s What Happened)
2. Star People
Side B
1. What It Is
2. It Gets Better
Side C
1. Hopscotch
2. Star On Cicely
3. Jean-Pierre
Side D
1. Code 3
2. Creepin’ In