紙不足の影響で、
ラムシュタイン(Rammstein)の新アルバムは「いつ発売されるかわからない」状況のようです。
ラムシュタインのオーケストラ・パートをアレンジしているドイツの作曲家スヴェン・ヘルビッヒは、ドイツのニュースサイトsachsische.deのインタビューの中で、2週間前に自身の仕事を終えてラムシュタインに音源を届けたと明かしていますが、ラムシュタインの通算8作目のスタジオ・アルバムは紙不足が原因でパッケージ/制作プロセスが滞っているため、いつ発売されるのか正確にはわからないと語っています。
ヘルビッヒは「ラムシュタインのニューアルバムはいつリリースされますか」という質問に対して、こう答えています。
「今のところ、バンド自身も分かっていない。理由は紙不足。彼らは、大量のCDやレコード、つまりたくさんのブックレットやジャケットを一度に世界中に送る必要がある。しかし、今はそれができない」
また「仕事は終わっているのですか?」という質問に対しては、こう答えています。
「はい、僕の仕事は終わった。2週間前にようやく納品したんだ。バンドにとっては、この問題は今となっては厄介なものだよ。彼ら6人は、アルバムがいつ発売されるかわからないし、ツアーが今年行われるかどうかもわからないんだ。彼らは前に進みたい、演奏したいと思っているけど、ほとんどすべてのミュージシャンがそうであるように、彼らは 腕を組んで最終的な決定が下されるのを待っているんだ」
さらに「いくつか詳細を教えてください」という質問に対しては、こう答えています。
「すべて秘密にされているが、(教えることが)不可能なことでもある。というのも、バンドはしばしば、最後の瞬間に曲を投げ捨て、変えてしまうから。ティルは歌詞を書き直したくないが、リヒャルトはそれは馬鹿げていると思っている。あるいは、ギタリストがリフに同意できないこともある。すでに曲が出来上がっている。これまでのアルバムでは、聴いてみて“これはいいな”と思ったものを楽しみにすることが多かった」