スティング(Sting)は、
ポリス(The Police)時代を含む自身の全楽曲の音楽出版権(著作権)を、ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング・グループに売却しました。取引条件は公表されていませんが、ここ数ヶ月、スティング側は3億5千万ドル(約400億円)程度を求めていると言われていました。今回の契約により、スティングの音楽出版権(著作権)と原盤権がユニバーサル・ミュージック・グループに入り、同グループは、スティングの広範なソングライティング・レガシーの世界的な拠点となります。
スティングは、今回の件に関して、以下のようにコメントしています。
「長年のファンと新しい形でつながるだけでなく、僕の曲を新しい聴衆、ミュージシャン、世代に紹介するためにも、僕のキャリアの作品群が評価され、尊重される場所を持つことは、僕にとって絶対に必要なことです。
キャリアを通じて、レーベルパートナーであるUMGとは、ルシアン(グレインジ)の注意深い指導の下、長く良好な関係を築いてきました。次の章に向けてスタジオに戻るにあたり、信頼できる一つの家にすべてを統合することは自然なことでした」