盗まれたアコースティック・ギターを奪い返すまでの過程を記録した男性のビデオが話題に

盗まれたアコースティック・ギターを奪い返すまでの過程を記録した男性のビデオが話題に。楽器のシリアルナンバーを知り、それを証明する確かな証拠があれば、大いに役立つようです。彼の場合、彼の母親が危機を救いました。

この男性はリー・モリスという人物で、彼はビデオの中でこう説明しています。

「20年前、大学1年生のとき、夏休みの間ずっと働いていて、テイラーの414ceというギターを買ったんだ。当時はそれまでに購入した中で最も高価なものだったので、僕にとってはとても感傷的な価値のあるものなんだよ。この3年間、プエルトリコで家を借りている間、ギターはアメリカの賃貸物件のクローゼットに鍵をかけて置いてあったんだ。先週、3年ぶりにギターを取りに行くと、そこにはギターがなかったんだ。

そのうち出てくるだろうと思っていたんだけど、興味本位でFacebookのマーケットプレイスでテイラーの中古ギターがいくらで売られているのか見てみることにしたんだ。最初のギターはその日のうちに投稿されたもので、それはほとんど同じテイラーの414ceギターだった。最初は偶然だと思っていたんだけど、僕のギターの古いボケた写真と比較した結果、行方不明になっているギターではないかと疑い始めたんだよ」

モリスはこのあと、このギターが自分のものだと証明するために、楽器のシリアルナンバーを調べます。彼が購入したことを証明する確かな証拠は、購入時のレシートです。しかし、20年前のレシートです。普通なら、すでに紛失していますが、彼が幸運だったのは、彼の母親がレシートを保管していました。しかも、レシートは時間が経つと劣化して読めなくなる可能性があることも理解して、レシートを写した写真も保管していました。こうして、彼はシリアルナンバーを確認することができています。

最終的に、このシリアルナンバーが大いに役立ち、彼は自分のギターを取り戻します。マーケットプレイスに出品した人物は、このギターを質屋で買ったと言い、その後、警察は、その質屋の男の名前を突き止めましたが、その男はモリスのために何年も働いていた清掃員でした。現在、その清掃員には逮捕状が出ています。