変わるまち、変われるまち、石巻。feat.ジュン ©石森プロ
石ノ森章太郎の作品『ジュン』を題材とした短編アートアニメーション『変わるまち、変われるまち、石巻。feat.ジュン』がYouTubeで公開決定。ティーザー映像が公開されています。2022年2月11日(金)12:00〜2月20日(日)、YouTubeチャンネル「石ノ森萬画館」にて本編を期間限定公開。
以下インフォメーションより
アニメーション映像化が困難と言われていた石ノ森章太郎の名作『ジュン』のアニメーション化が実現しました。今回は宮城県石巻市を舞台に東日本大震災の喪失感から復興に向けた歩みをジュンの世界観で表現します。
2022年2月11日(金)〜20日(日)の期間中、石ノ森萬画館を運営する株式会社街づくりまんぼうと石巻市は萬画家・石ノ森章太郎の作品『ジュン』を題材とした短編アートアニメーションをYoutube上にて限定公開します。
この作品では、主人公のジュンが逆境から立ち上がり、喪失感を克服して夢多きマンガを描くまでのアニメーションを表現しています。ジュンの成長に、東日本大震災から復興を遂げたマンガ文化のまちであり、萬画家・石ノ森章太郎のマンガミュージアムがある石ノ森萬画館を含めた石巻地方の現在を重ね伝えます。
ティーザー映像
◆公開日時
2022年2月11日(金)12:00〜2月20日(日)23:59まで
YouTubeチャンネル「石ノ森萬画館」にて期間限定公開
本編動画(約9分)
◆公開URL
https://youtu.be/8MajAi10nRE◆特設サイト(石ノ森萬画館)
https://www.mangattan.jp/manga/mangattan_info/18168/◆原作/石ノ森章太郎『ジュン』について
『ジュン』は、限られたセリフ、大胆で実験的なコマ割り、抒情的な絵で構成された、読者のイマジネーションに強く働きかける作品として大きな話題を呼んだ石ノ森の代表作のひとつ。
紙面を自由自在に使った石ノ森の演出がその後のマンガに与えた影響は計り知れず、マンガ史的にも非常に重要な作品となっている。
ジュンは石ノ森章太郎の分身とも言われており、石ノ森が体験してきたことや青春時代の思いが込められているキャラクターである。(※石森プロ公式HPより一部引用)
石森プロHP=https://ishimoripro.com/
◆参 考
ストーリー原案・脚本/平田 研也(ひらた・けんや)
脚本家、演出家。株式会社丹青社CMIセンター空間メディアプロデュース統括部所属。
1972年7月4日生まれ。奈良県出身。青山学院大学文学部フランス文学科卒業後、TVドラマで脚本家デビュー。『Returner』(主演:金城武/監督:山崎貴/2002年)で初の劇場映画脚本を手がけ、以来、映画・ドラマ・ショートムービー・CM・展示映像など多岐にわたる分野のストーリーを数多く作る。
主な作品に、映画『22年目の告白 −私が殺人犯です−』(主演:藤原竜也/監督:入江悠/2017年)、『小さな恋のうた』(主演:佐野勇斗/監督:橋本光二郎/2019年)、展示映像『上海万博 日本産業館 日本郵政グループ』(日本郵政/2010年)、『肥前さが幕末維新博』(佐賀県/2018年)、CM『マルコメ 料亭の味 アニメCMシリーズ』(2014〜2021年)、など。
2009年2月、脚本を担当した短編アニメーション作品の『つみきのいえ』で第81回米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。
脚本・絵コンテ・原画・背景・監督/稲葉 卓也(いなば・たくや)
アニメーション作家。1976年生まれ。三重県出身。
京都精華大学デザイン学科卒業後、2002年(株)ロボットに入社。NHK-BSキャラクター『ななみちゃん』TVスポットの企画・演出ならびにキャラクターデザイン。NHKみんなのうた、子供向けアニメーション、キャラクターデザイン、CM、PVなどを手がけ、企画、脚本、キャラクターデザイン、監督を務めたオリジナル短編作品『ゴールデンタイム』でソウル国際マンガ・アニメーション映画祭観客賞・アジアの光賞、2013年文化庁メディア芸術祭第17回アニメーション部門優秀賞受賞。
2021年4月よりNHK EテレSDGs番組『アオとキイ』のキャラクターデザイン、アニメーションを担当。
◆製作・企画
製 作:石巻市
企 画:石巻市、株式会社街づくりまんぼう、株式会社丹青社
制 作:株式会社ロボット
監 修:株式会社石森プロ