スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)は、かつて自分の手に保険をかけることを検討したことがあったと語り、また自宅でピザを作っているときに肩の腱を切ってしまった、最近の「ピザ事件」についての詳細も語っています。「あのピザは最悪。ひどかった。あまり美味しくなかった」。
『Mitch Lafon Jeremy White Show』に出演したヴァイはインタビュアーから奇妙な質問を受けました。
Q:その昔、デイヴ(デイヴィッド・リー・ロス)が「リトル・エルヴィス」に保険をかけていましたが、あなたはピザ作りでツアーを延期したばかりでしたね。スティーヴの手には保険がかけられているんですか?
「(笑)ちょっと待って、戻って。最初の部分は何? 僕は何も知らないよ」
Q:その昔、デイヴィッド・リー・ロスは、今では「リトル・エルヴィス」と呼ばれている彼のペニスに保険をかけていたようです。そんな噂がありました。あなたはそのことについて何か知っていますか?
「NO、聞いたことないよ(笑)。いや、実は知っているよ。僕は自分の手に保険をかけようと考えた時期があった。ロンドンのロイズだったけど、法外な値段だった。当時、もし僕が30年前にそれをしていたら、年間100万ル以上かかっていただろうね。結局、僕はそれを必要としなかった。必要なかったんだよ。こういうことは分からないものだよね」
保険の話をした後、ヴァイは自宅でピザを作っているときに負った最近の怪我のことを思い出し、彼はこの「ピザ事件」 についてコメントしました。
「マスコミがどういうものか知っているだろうから、説明するね。彼らは何かを手に入れると、それを追いかけるよね。
さて、僕は肩の腱と靭帯が切れてしまったんだけど、それは何年もかかってできたものなんだ。
ロックダウンの間に、それを(手術をして)治したんだ。素晴らしい。治ってから(最新スタジオ・アルバム)『Inviolate』を作ったんだ。
術後2〜3週間で治ったんだよ。ギターは弾けるようになったんだけど、本当の意味で治るには1年かかる。手術から6ヶ月経ったときには、自分ではうまくいっていると思っているから、気をつけなければならないことを忘れてしまうんだ。
(※以前は“ピザを取り出すときに強く引っ張ったために負傷した”と言われていましたが)
ピザを取り出すときではなく、置いたときなんだ。大きなヘラがあるでしょ? 小麦粉をヘラにつけたんだけど、生地が本当にベタベタだったんだ。
ビリー(シーン)とグレッグ(ビソネット)が来ていたんだよ。彼らのためにピザを作っていたんだ」
「まあ、アルバムは作ったし、ツアーをやることを考えられないほど悪くはなかったんだ。
でも、その後、準備を始めていたんだけど、(ギター+ベース+ハープのハイブリッド楽器)『The Hydra』はまさにその一つで、悪化させてしまったんだ。
どんどん悪化していき、医者からは“このままでは治りませんし、250回のライヴをすると大変なことになりますよ。今すぐ治してください、簡単な治療ですから、それから行ってください”と言われた。そう、ピザの件で悪化してしまったんだ。きっかけとなったのは、ピザ事件だったんだよ。
そのピザは最悪だった。ひどいものだったよ。あまり美味しくなかった」