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トム・モレロ、ブルース・スプリングスティーンとエディ・ヴェダーを迎えてAC/DC「Highway to Hell」をカヴァーするキッカケを語る

2022/02/09 15:41掲載
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Tom Morello
Tom Morello
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)トム・モレロ(Tom Morello)は最新アルバム『The Atlas Underground Fire』で、ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)パール・ジャム(Pearl Jam)エディ・ヴェダー(Eddie Vedder)を迎えてAC/DCの「Highway to Hell」をカヴァーしました。この3人は、この録音をする前、約10年前にオーストラリアでこの曲をライヴで演奏しています。モレロは、スプリングスティーンとヴェダーに、この曲のカヴァーを提案するきっかけとなった意外な人物を自身のSNSで明かしています。

「8年前の今日、俺はオーストラリアのパースにある墓地を深夜に歩き回ってAC/DCのボン・スコットの墓を探していたとき、この男がバイクに乗ってやってきた」とモレロはInstagramに書き込み、自分とその男の写真を添えています。

「彼のシャツには“もし、俺が気にかけていたら、俺がそれをあげる最初の人になるだろう”と書かれていた。彼はもちろん、俺をすぐにボンの墓に案内してくれた。その日の夜、ホテルのバーで俺はブルース・スプリングスティーンに、Eストリート・バンドは将来、AC/DCをカヴァーする時があるかもしれないというアイデアを慎重に提案した。その数日後、俺たちは何も知らないメルボルンのサッカースタジアムで“Highway To Hell”を放ち(ゲストにエディ・ヴェダーを迎えた!)、人々は熱狂した。ブルース、エディ・ヴェダー、そして俺は、その神聖な瞬間を再現しようと、アルバム『The Atlas Underground Fire』を制作したんだ」