レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)の
トム・モレロ(Tom Morello)は最新アルバム『The Atlas Underground Fire』で、
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)と
パール・ジャム(Pearl Jam)の
エディ・ヴェダー(Eddie Vedder)を迎えて
AC/DCの「Highway to Hell」をカヴァーしました。この3人は、この録音をする前、約10年前にオーストラリアでこの曲をライヴで演奏しています。モレロは、スプリングスティーンとヴェダーに、この曲のカヴァーを提案するきっかけとなった意外な人物を自身のSNSで明かしています。
「8年前の今日、俺はオーストラリアのパースにある墓地を深夜に歩き回ってAC/DCのボン・スコットの墓を探していたとき、この男がバイクに乗ってやってきた」とモレロはInstagramに書き込み、自分とその男の写真を添えています。
「彼のシャツには“もし、俺が気にかけていたら、俺がそれをあげる最初の人になるだろう”と書かれていた。彼はもちろん、俺をすぐにボンの墓に案内してくれた。その日の夜、ホテルのバーで俺はブルース・スプリングスティーンに、Eストリート・バンドは将来、AC/DCをカヴァーする時があるかもしれないというアイデアを慎重に提案した。その数日後、俺たちは何も知らないメルボルンのサッカースタジアムで“Highway To Hell”を放ち(ゲストにエディ・ヴェダーを迎えた!)、人々は熱狂した。ブルース、エディ・ヴェダー、そして俺は、その神聖な瞬間を再現しようと、アルバム『The Atlas Underground Fire』を制作したんだ」