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ニール・ヤング vs Spotify 海外のSpotifyユーザーはどう思っているのか? 最新の調査結果発表

2022/02/06 18:42掲載
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Spotify
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ニール・ヤングに続いて、ジョニ・ミッチェル、グラハム・ナッシュ、デヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルスなどが、Spotifyで配信されているジョー・ローガンのポッドキャスト『The Joe Rogan Experience』が「ワクチンに関する誤った情報を流していること」を理由にSpotifyからの撤退を宣言しましたが、この論争について、海外のSpotifyユーザーはどう思っているのでしょうか? 米VarietyはForrester Research社が2月1日に実施した消費者調査の結果を発表しています。

それによると、Spotifyのユーザーのうち19%が、ジョー・ローガンの騒動を受けてすでにサービスをキャンセルした、またはキャンセルする予定だと回答しています。

また、この調査では、Spotifyを利用している人の54%が解約するつもりはないと答えており、18.5%が「好きなアーティストの楽曲がより多くSpotifyから削除された場合にのみ解約を検討する」と答えています。また、約8.5%が「解約を考えたが、Spotifyの機能が重要すぎる」と回答しています。

言うまでもなく、人は自分が言ったことをいつも実行するとは限りません。Varietyは「過去にも世論の反発によって企業が打撃を受けたケースはありましたが、ほとんどの企業は回復しているか、あるいはほとんど影響を受けていない」と報じています。

関連ニュースとして、CNETによると、Spotifyは2月4日(米国時間)に、ポッドキャスト『The Joe Rogan Experience』からローガンが人種差別的な言葉を使用した70のエピソードを削除しました。削除の対象となったエピソードはいずれも2019年以前のもので、現在論争となっている新型コロナウイルスに関する誤った情報とは無関係です。人種差別的な言葉やその他の軽蔑的な言葉が原因だったようです。ローガンは、過去に人種差別的な言葉を使用したことを謝罪し、Instagramのビデオで「これまで公に話さなければならなかった最も後悔している、恥ずかしいこと」だと述べています。