ジューダス・プリースト(Judas Priest)は1月上旬に、ツインリードギターではない4人編成でツアーを行うことを表明しましたが、数日後には、それを撤回しました。バンドのフロントマンである
ロブ・ハルフォード(Rob Halford)は、ツアーを4人編成で行うことは自分のアイデアだったと米ビルボード誌のインタビューの中で明らかにしています。
ハルフォードは「あれはすべて俺のアイデアで、バンドのアイデアではなかった」と話し、バンドが4人編成で結成されたことから、50周年記念では4人編成に戻すのが適切であると考えていたと説明しています。
「もちろん、駄目になったけどね。今さら4人でやるなんて、正しくないし、バカげているし、クレイジーだし、正気を失っている。今となっては、もう過去のことだ。俺の心は正しい場所にあったと思うが、クレイジーなアイデアを持っているミュージシャンは俺が初めてではない」
またハルフォードは、Spotifyで配信されているジョー・ローガンのポッドキャストに抗議して、ニール・ヤングなどのアーティストが音楽を削除したことについても言及しています。
ハルフォードは、ジューダス・プリーストがSpotifyから音楽を削除することはないだろうと予想していますが、音楽と政治は切り離して考えたいとした上で、こう話しています。
「ニール・ヤングが自分の信じるもののために強く立ち上がったことに拍手を送りたい。俺たちはそれぞれ、このドラマの状況を自分に合った方法で対処していると思う。科学的な事実がそれを物語っているのに、これほど多くの命を奪ったものについて、誤った情報やデマを発信することは信じられない。誰もが意見を持ってる。(ニールは)正しいことをしたのか? 彼は間違ったことをしたのか?あなたの意見は重要ではない。彼は彼にとって正しいことをしたんだ」