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ドリーム・シアターのジョン・ペトルーシ、80年代のお気に入りのギタリスト6人について語る

2022/02/03 16:16掲載
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John Petrucci
John Petrucci
ドリーム・シアター(Dream Theater)ジョン・ペトルーシ(John Petrucci)は、1980年代のお気に入りのギタリストとして6人を挙げ、その理由を語っています。Metal Edge Magazine企画

●ジョー・サトリアーニとスティーヴ・ヴァイ

「最初に思い浮かぶのはジョー・サトリアーニだね。ジョーを語らないわけにはいかない。彼とスティーヴ・ヴァイの2人は、80年代に素晴らしい音楽を作って、僕に大きな影響を与えた。ジョーの最初に聴いたアルバムは『Surfing with the Alien』だったと思う。スティーヴは、デイヴィッド・リー・ロスとやった『Eat 'Em And Smile』かな。

ちょうどその時期、86年、87年には、史上最高のギター・ミュージックが録音されたんだ。それから数十年後、僕はG3で彼らと一緒にツアーをした。彼らの音楽を聴き、彼らのソロを一音一音覚え、そして彼らと一緒にステージで演奏するという、信じられないような経験をしたんだ。僕は以前、スティーヴ・ヴァイが郵送してくれるレッスンを購読していたことがある。紙に印刷されているんだよ。クレイジーだよね(笑)」

●イングヴェイ・マルムスティーン

「あの時代は、イングヴェイを抜きに語れないよね。初めてイングヴェイを聴いたとき、“なんだこれは?”と思ったよ。彼のすべてに圧倒された。僕が初めて彼を聴いたのは、アルカトラスの曲だったと思う。(1984年のソロデビュー作)『Rising Force』の前の、本当に初期の頃のものだった。僕は彼がどんな顔をしているのか、スウェーデン出身だということも知らなかった。アル・ディ・メオラのような人だと思っていた(笑)。だって、あんなテクニックは聴いたことがなかったから。何が起きてるんだ? という感じだったよ」

●ランディ・ローズ

「それから、もちろんランディもそうだよ。『Blizzard of Ozz』が発売されたとき、画期的で衝撃的だった。そのすぐ後に『Diary of a Madman』が出た。僕は座り込んでランディのソロや曲を一音一音覚えて、当時のバンドでそれらの曲を演奏した。“Over the Mountain”には素晴らしいソロがあって、僕の学校では“Over the Mountain”のソロを弾けたら最高だったんだ。“Mr.Crowley”もそうだね、アウトロがすごく長いんだ」。

●クリス・デガーモ

「クイーンズライクは僕にとって大きな存在だった。特に『Rage for Order』は、僕たち全員が夢中になった、大きな大きなアルバムだった。“僕たち”というのは、僕とドリーム・シアターのオリジナルメンバーであるジョン・マイアング、ケヴィン・ムーア、マイク・ポートノイのことだよ。僕たちはクイーンズライクの大ファンだった。『Rage〜』の後、彼らは『Operation, Mindcrime』を発表した。これは当時、最も衝撃的なアルバムだった。彼らがレコード店でサイン会をしているのを見に行き、彼らに会って僕たちのデモテープを渡したことを覚えているよ。ドリーム・シアターがMajestyと呼ばれていた頃の話。それから何年かして、彼らと一緒にツアーをすることになったんだけど、とてもクールだったよ」

■アレックス・ライフソン

「彼が必ずしも80年代の人間だと思われているかどうかはわからないけど、70年代後半から80年代前半にかけては、僕の好きなラッシュのアルバムがリリースされた時期なんだ。ラッシュは僕が史上最も好きなバンドで、アレックスは史上最も好きなギタリストの一人。彼は、プレイヤーとしてだけでなく、僕のサウンドや作曲のスタイルにも大きな影響を与えている。ドリーム・シアターが最初に登場したとき、多くの人が僕たちのサウンドはラッシュに似ていると言った。それが批判なのか褒め言葉なのかはわからないけど、僕はもちろん褒め言葉として受け取ったよ」