キング・クリムゾンの公式ドキュメンタリー映画『In the Court of the Crimson King』　トレーラー映像公開

キング・クリムゾン（King Crimson）の新しいオフィシャル・ドキュメンタリー映画『In the Court of the Crimson King』のトレーラー映像が公開されています。

映画は今年3月に米テキサス州オースティンにて開催されるフェスティバル＜SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト）＞でプレミア上映されます。

以前は『Cosmic F*Kc』というタイトルだった本作は、トビー・アミーズが監督を務めています。

本作は、3人のドラマーによる「ダブル・カルテット」と呼ばれるキング・クリムゾンの最新の姿を、2018年と2019年のツアーで追いかけています。ステージ上、バックステージ、移動中のバンドの親密な映像に加え、半世紀以上の歴史の中でバンドに在籍したメンバーのインタビューも含まれています。また、キング・クリムゾンの代表曲のひとつ、「21st Century Schizoid Man」がシーンのアクセントになっています。

最後になるかもしれないクリムゾンの最新の編成についてロバート・フリップ（Robert Fripp）はドキュメンタリーの中で「私の存在を積極的に腹を立てているメンバーがバンド内に一人もいない初めてのキング・クリムゾンで、これは驚くべきことです」と述べており、また米ローリングストーン誌に寄せた本作の感想では「2018年から19年にかけてのキング・クリムゾンの現役プレイヤーの生活を描いた大人のドキュメンタリーです。華やかで過剰なロックンロールのライフスタイルを、バスの乗り降り、生き方、死に方、憤り、少しのユーモア、そして音楽も含めて細かく紹介しています」と書いています。