ニール・ヤングの決断を受けて、新たにシンガーソングライターの
インディア.アリー(India.Arie)と、オルタナティヴ・ロック・バンドの
フェイリュア(Failure)がSpotifyからの撤退を表明しています。
ニール・ヤングは、Spotifyで配信されているジョー・ローガンのポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」が「ワクチンに関する誤った情報を流していること」を理由にSpotifyから自分の音楽を削除しました。ジョニ・ミッチェル、ニルス・ロフグレン、グラハム・ナッシュもニールを支援するためにSpotifyからの撤退をすでに宣言しています。
インディア.アリーは、ローガンのポッドキャストだけではなく、人種にまつわるローガンの発言、そしてSpotifyがアーティストに支払う金額についても批判しています。
以下、インディア.アリーの声明より
「私の音楽とポッドキャストをSpotifyから引き上げることにしました。
ニール・ヤングは私が通らなければならないドアを開けてくれました。
私は言論の自由を信じています。しかし、私がジョー・ローガンを問題視する理由は、彼の新型コロナウイルスのインタビュー以外にもあります...。
私にとっては、人種にまつわる彼の言葉も問題です。
私が言っているのは、誰がそれを得て、誰が得ないかという“敬意”のことです。
ミュージシャンに払うお金は1円の端数?そして彼には1億ドル?
これは、彼らがどのような会社であり、どのような会社を維持しているかを示しています。
疲れました」
フェイリュアはFacebookで長文の声明を発表し、ローガンの論争に対するSpotifyの対応や同社のビジネスモデル全般を批判しています。