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ニール・ヤングらのボイコットを受けてSpotifyは新型コロナに関する誤った情報に対抗する計画を発表

2022/01/31 15:48掲載
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ニール・ヤングやジョニ・ミッチェル、ニルス・ロフグレンが、Spotifyで配信されているジョー・ローガンのポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」が「ワクチンに関する誤った情報を流していること」を理由にSpotifyから自分の音楽を削除した件に関連して、Spotifyの創設者であるダニエル・エックは「Spotifyの新型コロナウイルスに関する情報について、いくつもの議論がなされています。批判の声を聞き、誤った情報に対抗するための変更を実施しています」とツイートしています。

その後、ダニエル・エックは、より長いプレスリリースの中で、会社の計画をより深く説明し、Spotifyがプラットフォームルールを公開すること、新型コロナウイルスに関する議論を含むポッドキャストのエピソードにコンテンツ・アドバイザリを追加することを約束しています。

「私たちは、聞くことがすべてだと信じています。ほとんどの問題は取り上げれば、どちらかの側にも人々や意見を見つけることができます。個人的には、Spotifyには強く同意できない人や意見がたくさんあります。私たちは、ユーザーの安全性とのバランスを取りながら、クリエイターの表現をサポートするという重要な役割を担っています。

その役割を果たすためには、コンテンツの検閲を行う立場にならないようにすることで重要ですが、同時に、ルールを設け、それに違反した人には結果を与えるようにしなければなりません」

「このアドバイザリは、データに基づいた事実、世界中の科学者、医師、学者、公衆衛生当局が共有する最新情報、信頼できる情報源へのリンクを簡単に提供するリソースです。誤った情報に対抗するためのこの新しい取り組みは、今後数日のうちに世界各国で展開される予定です。私たちの知る限り、このコンテンツアドバイザリーは、主要なポッドキャストプラットフォームでは初めての試みです」

と述べており、注意喚起とともに科学に基づいた情報へ誘導するなどに取り組むとする一方で、「番組を検閲する立場は取らない」としています。